2009年7月 6日 (月)

Liquore Paradiso "Rockonjo"

土曜日はコーコーヤのライブに行ってきました。

コーコーヤは、この春にフジ系列で放送されたTVアニメ「リストランテ・パラディーゾ」の音楽を担当していたインストユニット。

当日は、休憩をはさんで一部と二部の構成となっており、1st アルバム「Antique」からの曲を聴きながら、これは昭和時代のNHK朝の連続ドラマのBGMっぽいな、などと勝手なイメージを連想していました。

約二時間、どこか懐かしさの感じる心地の良い音楽と楽しいMCに酔いしれた夜でした。

ライブ終了後の打ち上げにも参加させていただき、「純米酒 六根浄」をコーコーヤのメンバーに飲んでいただきました。喜んでいただいたようでうれしいです。

打ち上げの席で山形ブラジル協会会長からコーコーヤ女子部にプレゼントが贈られました。コーコーヤの名前と演奏する楽器が描いてある「銀山上の畑焼」の磁器の杯。すごく洒落たプレゼントです。大喜びのコーコーヤ女子部。Photo Photo_2

打ち上げの席では、1枚目の写真に写っているコーコーヤメンバーのクラリネット奏者黒川紗恵子さんが隣にすわり、梅雨の時期は低気圧の日が多く、頭痛がして辛い日が多いとのことで、私も冬の低気圧の米の蒸しあがりには大変苦労します、とのこじつけトークで盛り上がりました・・・。

翌日、山ブラ会長ご夫妻とともに黒川さんが「正酒屋 六根浄」に来店されました。

打ち上げの席で予告していた「正酒屋 六根浄」休日特別限定スイーツを用意し、召し上がっていただきました。スタッフベリーAが頑張って作った、初お目見えとなる「酒粕を練りこんだ生キャラメル」。大好評だったようです。

山ブラ会長ご夫妻、コーコーヤの皆さん、いい週末をありがとうございました。

今、店でかけている「リストランテ・パラディーゾ」のサントラCD「ムジカ・パラディーゾ」も、とてもいい感じです。Photo_3

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2009年7月 4日 (土)

酒の味は蒸米の出来如何にかかっている

ブログを頻繁に更新していると、かえって主張がぼやけてくる感じがします。

旨い酒はどこにある?

要は、そのことに答えられるブログであればいいわけで、あんまり余計なことばかり書いていると何を売っている店なのか忘れられてしまいますね・・・。

はっきり言います。お酒の味は「蒸米」の出来一つ。

その味が「熟成」によってどのように開いてくるか。

単純明快です。

だからこそ「蒸米」で引き出した旨味を阻害するような操作、プンプン系のことですけれども、に批判的なわけです。

以上。

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2009年7月 3日 (金)

来る洲島

玄界灘の~♪荒波寄せる~♪

失礼しました。

1984年夏に合唱コンクールで歌ったもので・・・。

1984年という年を思い出すと、ふと口ずさんでしまう曲です。

ところで、山形県川西町洲島は寒河江善秋氏の生まれ故郷ですが、ここから出荷されるこの時期に出ている特産品があるのです。

それは「うこぎ新梢(しんしょう)」。

うこぎは山形、特に置賜地方では垣根として植えられ、うこぎご飯などにして食べる、おなじみの春の食材。

川西町洲島にはうこぎ畑があり9月頃まで収穫されるとのことです。

216302

川西町にある割烹「喜楽」さんで出された「うこぎ新梢」の和え物。

木の芽系の食材を食べると血液がきれいになるような感じがします。

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2009年7月 2日 (木)

忘れ物を取りに行きます!

日本酒の製造に関わる官能評価(きき酒)の専門家としての資格に「清酒専門評価者」があるということを、昨年のブログでも書きました。

日本酒の本当のきき酒のプロの資格。年会費のいらない本当の資格。

昨年度は「清酒専門評価者」の資格を得るために、東京の滝野川へ清酒官能評価講習を受けに行き、講習を受ける前は、自分のきき酒能力の限界やクセをわかりませんでしたので、本当に勉強になりました。

受講番号30ということで、全国で講習を受けた中で30番目。

講習を受けた人は、日本酒の造り手の中でも、ごくわずかの人に限られているんです。

おそらく、山形でも初で酒の小売店でも初の受講者だったと思います。

ところで、山形県は酒造りの講習会は盛んですが、酒造技能士を含めた資格の取得に関しては無関心な面があります。

私の高校の先輩である空道創設者大道塾の東孝氏は、才能があっても段位を取ろうとしない人は努力をして段を取った人に追い越されることになる、というような内容のことを書いていたことを思い出します。

山形県は全国新酒鑑評会で金賞受賞を多く取ったと喜んでいるのですが、実は、足元は非常に危うい状態かもしれないですよ。

話を戻します。

しかし、昨年は肝心の資格を取れなかったんです。

クリアすべき5項目のうち、3つはクリアしたものの2つの項目がダメでした。

今回は講習と試験日が一緒の1日だけなので金銭面での負担が少なくて助かります。

今年こそゲットしてきたいと思います。

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2009年7月 1日 (水)

その堀を飛び越えて来い!

「正酒屋 六根浄」はどこにあるんですか?

山形市平清水の七右エ門窯の敷地内、陶芸教室の向かいです。216301_2

そう説明してもたどり着けない人がいるようです。

かたや、思ったより簡単に探せたという人もいました。

しかし、簡単に来れるようでは意外性、話題性に欠けますよね。

私も正直、冷やかし半分のお客さんはいらないんです。

来たいと思って来店していただくお客さまだけで結構。

そこで・・・堀を設けました。21711_3

痛快なりゆき酒店 風雲!六根浄を今後ともよろしくお願いします。

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2009年6月26日 (金)

1Q84

ロサンゼルスオリンピックがあった年。

前回のモスクワオリンピックに日本が不参加だったので、凄く盛り上がったオリンピックだった印象があります。開会式でロケットを積んだ人が飛んできたのにはビックリ仰天でした。

何をさせてもアメリカが強く、アメリカの圧倒的な存在を感じた年。

リック・スプリングフィールドもといブルース・スプリグスティーンが「ボーン・イン・ザ・USA」を熱唱していたのが1984年。

当時は、洋楽が今とは比較にならないほど身近な音楽でした。

テレビでは、「ベストヒットUSA」や「MTV」があり、毎週、新たなヒーローが出てくるのを楽しみにしていたものです。

ラジオでは、ラジオ日本の存在が大きく、平日は大貫憲章さんがやっていた「サウンドプロセッサー」、土曜日は湯川れい子さんがDJをしていた「ビルボードTOP40」で最新情報を得たものでした。

80年代前半は第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンと言われたムーヴメントが起こっており、デュラン・デュランやカルチャー・クラブといったイギリス発のビジュアル系のバンドが次々と出てきていました。

1984年は、アメリカのミュージシャンも決して負けてはいません。インパクト大魔王ライオネル・リッチーは曲を出せば大ヒット。ケニー・ロジャースと見分けがつかなかったケニー・ロギンスはロギンス&メッシーナ時代の良質なサウンドはどこへやら、「フットルース」でプンプンバリバリ。シンディ・ローパーもマドンナと張り合い、負けじとヒットを出しておりました。

別格はプリンス。見た目も異彩を放っておりましたが非常に高い音楽性は時代を超えておりました。時々、志村けんのような声を出していましたが。

本当の別格総本山は・・・マイケル・ジャクソンだったのではないでしょうか。

1982年末に発売されたアルバム「スリラー」は売れまくっており、1984年に発売された「JUMP」収録のヴァン・ヘイレン「1984」は1位を奪うことができませんでした。

とにかく、音楽も格好いいし、ムーンウォークがまた、様になっていたんですよね。今の若い人には考えられないでしょうが、現在のエキセントリックなイメージとは全然違う正統派の大スターでした。

それが、今朝の訃報。

何だかとても寂しい気持ちになってます。あの時代の頂点だった人物がいなくなった。

時々ニュースになる話題提供が楽しみにだったことに今、気づかされました。

合掌。

そういえば当時、こんな曲もヒットしましたよね。

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2009年6月25日 (木)

黙っていたら伝わらない、だから吠え続けるのだプンプンいやワンワン!

プンプン系のネタを書いているときは気分も沈みます。

何かを批判・非難することは品性を疑われやすくなりますからね。

蔵元は金持ちけんかせずですから、本音を言わないんです。

私は金もなく馬鹿なので、業界の本音をポロリと言ってしまうわけです。

さて、本日のポロリ。

まともな造り手は高香気性酵母(カプロン酸エチルを多く出す)の使用を必要悪と考えている節があります。

自分は使いたくないのを消費者のせいにしているんです。

「なんだかんだ言って消費者は、あの香りにだまされるんだよね。」

実際に、急に名前が売れる銘柄はプンプン系。

蔵元にとっては、魔法の薬みたいなものです。

「もしかしたら、売れるようになるかも・・・」スケベ心が芽生える気持ちも良くわかります。

実際のところは、コソコソとプンプン系を繰り出したはいいものの、思ったほど売れず、劣化した酒が市場に出回る。

最悪のシナリオは、プンプン系の劣化した戻入酒を普通酒に入れるパターン。この場合、蔵元の良心が仇となるのです。

炭を使うのが悪という最近の風潮がさらに追い討ちをかけ、炭臭ツンツン系の普通酒にプンプンダレダレの酒を入れると目も当てられない不味い酒になります。

やっぱ、吟醸じゃない、普通酒が旨いんだよ、と言っている常習的酒客は知らず知らずのうちにプンプンダレダレを口にしている・・・。

まさしく、負の連鎖が起こっているのです。

プンプン系を造っている人は、おそらく自分では飲んでいないはずです。

スタンスの違いなんでしょうね。私は自分が飲んで旨い酒だけを提供したいと思っていますので、ありえないですけれど。

プンプン系を醸し、実際に飲んでいる蔵元さんがいましたらご連絡ください。立派な蔵元さんとして公表させてただきますので。

消費者の混乱を防ぐには、高香気性酵母使用の酒には酵母の表示義務を課したほうが良いと思います。

そうすることで、プンプン系が好きな人は判断できますし、嫌いな人は回避することができます。

山形においては、使用酵母の「山形酵母」って書いてあるのも混乱の元です。中には高香気性酵母も含まれますので、業界内で発言する機会があれば発言していきたいと思っています。

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2009年6月24日 (水)

プンプン系にはファストフードが良く似合う

コンビニを利用して嫌なのは、こちらがお金を出してバイトの子が受け取るときの、

「1,000円からお預かりします。」というお決まりの台詞。

たとえ、1,000円ピッタリであっても同じ台詞ですよね。

「から」って、別に追加して払うわけでもないのに、毎回ロボットのように繰り返しているのを見ると本当に嫌になります。

気にしなければいいのですが、「”から”はいらないんだよ。」と毎回心の中で文句の一つを言わずにいられません。

そういう意味では、プンプン系(=カプロン酸エチル濃度が高い酒)も同様です。

米からできた酒に、とげとげしい香りをマニュアル通りにわざわざ着けることの意義を見出せません。

「”カプ”はいらないんだよ・・・。」

プンプン系のもとになる高香気性酵母はいわば人工的に作られた酵母。

かつてないほど高い香りを出す酵母なので、造り手にとっては便利な存在でした。

しかし、熟成をせず劣化する一方という醸造酒にとって致命的な性格を持つ酒になるので、私の中では使わないほうがいいという結論に至りました。

プンプン系の食事と合わない、という特性は、食事と合わせなくても旨い、というジュースの延長線の考えとピッタリ合います。

いわば、スローフード(実は、この概念もよくわからないのですが)的性質を持った日本酒としての美徳を放棄したファストフード的性質を持つ酒なのです。

ただ、百害あって一利なしとは申しません。

一利あるとすれば、日本酒入門編として位地づけられるということです。

甘くて香りがいいことは入り口としては入りやすいですからね。ドイツワインのように。

面白い動きだと思っているのは、一般的にプンプン系だと思われている「十四代」さんがひそかにプンプン系から脱却しつつあることです。高木顕統氏は、優れた戦略家であったと後から言われることでしょう。

まもなくプンプン系の凋落が数年内に確実に起こります。

プンプン系を志向している蔵元さんは注意したほうがいいですよ。

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2009年6月22日 (月)

犯人はどれだ?

あまり経験のない三日酔い状態。

何しろ頭痛がひどいのです。

昨夜には今までにないくらいの頭痛を感じて、頭痛薬を飲んでやっと痛みから解放された次第。

量的には次の日に残るような飲み方ではなかったのですが・・・。

焼酎を飲んだ次の日も頭痛がすることが多いのですが、ここまでの頭痛は本格的飲酒歴約20年をもってして初めての経験です。

酒は毒だ。改めて考えさせられます。

お前は毒を売っているのか?

いや、当店で売っている酒に関してはありえない現象なのです。

アルコールが毒なのではなく、なんらかの物質が頭痛の原因物質となっているのでしょう。

私は、日本酒では戦前に唱えられたフーゼル油悪玉説の立場を取りたいと思います。プンプン系のカプロン酸エチルなどを含んだ酒も頭痛がします。

しかし、一昨日飲んだ酒は赤ワイン。つまみはチーズの盛り合わせ。

ヒスタミン、チアミン、亜硝酸塩、フーゼル油、メタノール、除酸、補酸、補糖・・・。

どれが犯人なのかはわかりませんが、わかるようになるまでには体がもたないです。

いつまでたってもダメな私ね・・・って、二日酔いの時に思います。

でも、悪いのは自分だけではなく、酒に含まれる成分だとすれば売る側も気をつけていかなければいけません。

「酔い」を楽しみ、次の日の活力になるような酒だけを売っていきたいと強く思う次第です。

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2009年6月20日 (土)

山形ハワイドリームランド

かつて山形には「山形ハワイドリームランド」というレジャー施設が存在しました。

昭和42年に開園し、5年ももたなかったレジャー施設。

私が直接知っているわけでないので、当時を知る人に聞いたら、「あ~そんなのもあったっけね。」的な扱いで、それほど強烈な印象に残る施設ではなかったようです。

しかし、設計はあの黒川紀章。

今に残る写真を見ると素晴らしい建築物で、現存しないことが悔やまれます。

「山形ハワイドリームランド」について詳しく書いてある素晴らしいホームページを見つけましたので、ご参照ください。

消えた山形 ~黄昏の風景

216201 今朝、「山形ハワイドリームランド」の跡地まで行ってみました。六根浄からは車で10分程度。

手前の空地のところではなく、家が建っているあたりにあったと思われます。

かつては子供達の喧騒が聞こえた場所。ただの住宅街となっているのが、また何とも寂しい感じがしますね。

近くにレジャー施設としての遺産が「飯田温泉」として残されています。

失われたものに対する愛惜の念。

無くなってしまってから悔やんでも仕方がありません。

「生きる」「在る」ものへの関心を持ち続けたいものです。

「正酒屋 六根浄」もよろしく・・・。

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