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2008年7月 7日 (月)

蔵元性善説は本当か?

今回の河北新報さんの記事をよく読むと、なかなか辛辣な意見も載せているんですよね。

それは、ここの部分です。

現状の小売店と蔵元の関係に首をかしげる。「小売店側に、蔵元に対抗する知識がない。小売店が甘く見られ、出来の悪い酒を売らされているケースもある」と苦言を呈する。

だから私は嫌われる・・・(苦笑)。でも、これが真実です。

通常、マスコミは、蔵元性善説の立場で、記事を流します。

蔵元は文化・伝統を守っている旧家で、蔵から出た酒は旨い酒である。飲んで旨くないのは流通の管理の悪さによるものだ、と。

果たして本当でしょうか?

「品質保証」は、誰が保証するのか?

ここが今、あいまいなのです。

良いか悪いかを別として、かつて級別審査という「品質保証」制度がありました。活性炭を使用し、色も旨味も取れたような酒が、二級、一級、特級と差別化されて販売されていました。級別審査がある安心感、が贈答品としての日本酒の流通を支えていた面もあったと思います。

級別審査廃止後に日本酒消費が急落していったのがその証左です。

「大吟醸」「純米酒」と書いてある酒でも「品質保証」とはなり得ません。表示はあくまで製造上の区分でしかなく、味の保証まではしていないからです。

それでは、日本酒の品質保証は誰がすれば良いのか?

それは小売店の役目だと思います。

必ず商品チェックをして、ダメなものはダメと蔵元に意見を言える小売店の育成が必要です。

日本酒を売るには高度の専門性が必要です。

その知識を得るための労力と維持を考えると、日本酒の利益率の低さは、業界全体として考えていく必要があるのではないでしょうか?

「日本酒復権への第一歩」は、小売店から始まる・・・って、前のブログと一緒ですね(苦笑)。

だめだ、コリャ。

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