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2008年8月29日 (金)

今の日本酒には「手前の思想」こそ必要です

グルコース濃度と酸度で甘・辛を表現し、日本酒の味をコントロールしようとする動きが見られます。

しかし、グルコースの直接的な甘さは、現在の食生活のどこで発揮できるのでしょうか?

「つまみのいらない酒を造りたかった」

「十四代」の高木顕統さんがかつて講習会で話した言葉を思い出します。

己の目指す酒質を明確にし、日本酒業界において自分の位置を確立した「十四代」。

皆が同じような酒質を目指したら・・・。

私は思います。

「本当にうまいものは、最初はそれほどでもない。」のだと。

日本酒業界に必要なのは、味の構成を変えることよりも、食文化とは何か?和食の中の日本酒とは?といった、日本酒における文化論の再構築にあるのではないか、と考えます。

国酒だから日本人はもっと日本酒を飲まなければいけない、などという手前勝手な押し付けは避けたいものです。

Photo 落ちるリンゴをただ眺めていてはダメなんです。

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