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2008年11月

2008年11月30日 (日)

君にも聞こえるかい?

11291_2晩秋の楓はどこか寂しげに見えます。

紅葉もこれで見おさめになりそうです。

気がつけば、虫の音が聞こえなくなっているんですね。

静謐の季節が近づいています。

11292 昨日店でハワイアンのクリスマスソングをかけていたところ、最初のお客様にハワイ育ちの方がいらっしゃいました。

「懐かしい・・・」

かかっていた曲は、

「Do you hear what I hear?」

「日本のクリスマスは寒いのよね・・・。」

暑さ寒さの違いはあれ、このクリスマスソングには静謐さを感じます。

ちなみに、「Do you hear what I hear?」はクリスマスの定番ソングの一つ。

キャリー・アンダーウッドというオーディション番組出身の人気カントリーシンガーも歌っています。これは少し大仰な感じですが・・・。

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2008年11月28日 (金)

シベール熊谷眞一社長との邂逅

昨日は夕方から中央公民館で行われた「七日町御殿堰開発プレゼンテーション」へ参加しました。

参加人数は150名はいたでしょうか?

思ったより、かなり大がかりな会合でした。

「七日町御殿堰開発」というのは、山形市中心市街地活性化基本計画の中の中心事業のひとつ。

現在、暗渠となっている山形市の中心を流れる七日町の「御殿堰」を再生し、商業施設を備えた新たな観光拠点を目指すというもの。

現在、岩淵茶舗さんと結城屋さんがある場所に商業施設が建つのだそうです。

詳しくは、こちら。

11272 遠藤利明衆議院議員や市川山形市長も挨拶をしに来て、山形市中心市街地活性化に、この事業に期待するものが大きいんだなと感じました。

私をこの会に誘ってくださったのは、七日町御殿堰開発株式会社の結城社長。

結城さんの事業概要の説明は、コンセプトが明瞭で、必ず成功させるんだという熱意を感じました。

以前のブログで、「後藤又兵衛旅館」が無くなってから七日町は変わった、と山形出身のJTB会長の舩山 龍二氏の話を書きました。

しかし、地元の人は魅力のあるまちづくりを目指して頑張り、七日町に新たな名所が生まれようとしています。

このような現場に立ち会え、良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

ところで、帰り際、見覚えのある顔が・・・、おーっ、シベールの熊谷眞一社長ではないですか!!

これは千載一遇のチャンス!

早速、名刺を渡しに熊谷社長の前に行き、「シベールの熊谷社長でいらっしゃいますね?」と聞いたところうなずかれました。

来ました、この瞬間が。

「シベール株主の熊谷です!」なんてことはいう訳はなく、「平清水で酒を売っております正酒屋 六根浄の熊谷と申します。」とご挨拶申し上げ、名刺をお渡ししました。

もう舞い上がってしまって何をしゃべったか覚えてません。

熊谷社長に一歩近づけた・・・って、商売で少しでも近づけるよう頑張らないと。

四つ葉のクローバーは近い所に集まっているんですよね。実感した一日でした。

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2008年11月27日 (木)

Just the way you are

先週、ビリー・ジョエルが日本でコンサートしていたんですね。

ビリー・ジョエルやキャロル・キングが日本で同じ週にコンサートをやっているとは・・・。

私がお小遣いで最初に買った記念すべきアルバム(当然、LPでした)は、ビリー・ジョエルの「ナイロン・カーテン」。

「アレンタウン」、「プレッシャー」というヒット曲はあったものの、アルバム全体を覆う湿ったような暗い感じは、中学1年だった私には、理解ができませんでした。

むしろ、2枚目に買ったエルトン・ジョン「トゥー・ロウ・フォー・ゼロ」がお気に入りで良く聞いていました。捨て曲が無く、良いアルバムでした。

10年前にはビリー・ジョエルとエルトン・ジョンが日本で一緒にコンサートをしたということですが、その当時はあんまり音楽を聞いていなかった時期で、見逃してしまいました。

また二人で活動するらしいことが書いてあったので、今度日本に来る時には見てみたいものです。

さて、表題の「Just the way you are」は邦題「素顔のままで」、30年前のビリー・ジョエルのヒット曲。

今聞いても、色あせることのない名曲中の名曲。詩の内容もいいのですが、プロデューサーのアレンジが素晴らしかったと思うのです。

プロデューサーはフィル・ラモーン。

私の愛聴しているフィービ・スノウの傑作「フィービ・スノウ」、ディランの「血の轍」(Enjineeredとクレジットされている)なども手掛けた名プロデューサー。

この人の手にかかると曲が洗練されるというかお洒落になりますね。出しゃばらずに曲そのものの魅力を引き出すアレンジ。

私が日本酒の出荷管理をしている際にイメージしていたのは、フィル・ラモーンのようなアレンジ。

以前から主張している、「無ろ過=炭素ろ過をしない」ことが果たして品質保証になっているのか?

本当は、少し調整しただけで引き出せるものがあるのです。

もう少しで証明できると思います。

でも、当店で扱っている商品は、ほとんどが無ろ過。

へたなろ過をした酒ほど無残なものはないですからね。

11261 昨日は岩波観音堂にお参りへ。

最上三十三観音の第七番札所として賑わいを見せております。

久々に見ると風格がありますね。

岩波観音堂の近くは、春は山吹、桜がきれいで、秋は楓の古木が見事です。

11262 しかし、楓の古木の葉はほとんど落ちておりました。

こんなに大きい楓は見たことがありません。

紅葉全盛の頃は、さぞやきれいだったことでしょう。

川の水の音が聞こえ、何かここは別世界です。

見どころが多い滝山学区。

こういうところで育つ子どもたちは幸せ者だ。

でも、外で遊ぶ子供の姿ってあまり見かけないな・・・。11271

今朝は、霜が降りてうっすらと白く薄化粧しておりました。

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2008年11月26日 (水)

兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきをみざるなり

Photo_3  先日、「アトリエのあ」の鈴木ゆかりさんがこのチラシを置いて行きました。

鈴木ゆかりさんとは、以前、一緒に落語の会を開催させていただきました。

段取りが上手なんでしょうね、次から次へと新しい企画をしています。

今回の企画は、タイの天然素材を使った「うさと」の服展。

場所が山辺で、今日から土曜日までの開催。

私には考えもつかない企画です。

山形にお住いの方は是非足を運んでみてはいかがでしょう?

さて、昨日は、私もある企画のため、山栄遠藤酒造店さんへ。

「正酒屋 六根浄」も取り扱った「東の麓(あずまのふもと)」を醸す酒蔵。

11251 もちろん和釜の蔵です。

当店の企画について色々とお話させていただき、うまく形となりそうで安心しました。

来年の六根浄の新アイテムは強力ですよ!

11252 こうやって蒸米の自然放冷の台が現役で活躍している蔵は少ないかもしれないですね。

11253 純米酒「東の麓」初しぼりも発酵中。

山形KA単体ということで期待が持てます。11255

春までは、晴れ間が貴重になってきます・・・。

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2008年11月25日 (火)

ワインの火入れが気になる

インターネットの検索で知りたいこと(知らなくていいことも)が調べられるようになり、便利な世の中になったものだと感じます。

ただ、調べた内容が真実かどうかまでは保証されているわけではないので、ちゃんと裏を取る慎重さが必要だと思います。

何でこういうことを言い出したかと言えば、現在、ワインが「火入れ」をしているのか否かが気になり、調べ始めたら、色々な説があるんですね。

山梨県のワイン醸造法のテキストらしきものには、火入れが当然のことのように書いてありますが、以前、山梨県ルバイヤートの大村さんという方にお聞きした時には、「そんなことやっていないよ」と言っていたのを覚えていたので、本当はどっちなのだろう?と。

また、あるブログには、新世界のワインナリーではほとんど火入れをしていないが日本ではしているらしい、と書いてありました。

ちなみに「正酒屋 六根浄」と取り引きをしている「須藤ぶどう酒工場」さんでは、火入れをしています。

日本酒にとっては、とにかく火落菌が怖いということがあるので「火入れ」が確実な殺菌方法でありますし、「火入れ」によって酒質がシャンとする感じがするんですよね。

正直、私はワインが火入れをすると品質に悪い影響を及ぼすかどうかはわかっておりません。

疑問に感じたことを工業技術センターの小関先生に聞いてみました。

「実際の現場では、加温して瓶詰めをしているところが多い。その目的は、瓶の口元からの漏れ防止のためにやっている。日本酒の火入れ温度より低い温度でやっており、目的が日本酒の火入れとは異なる。もちろん、ワインの品質のためには加温しないほうが望ましい。」とのことでした。

確実な情報を得るためには聞く相手をきちんと選ぶことが大事ということです。

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2008年11月22日 (土)

櫻果林「広東料理と日本酒の調べ」開催までいよいよ1週間!

Photo_3 いよいよあと1週間で、ホテルキャッスル12F 中国 櫻果林さんの「広東料理と日本酒の調べ」が開催されます。

チラシをみたら、どの料理にどの酒を合わせるかも書いてありました・・・。

サプライズは、最初の「純米酒 六根浄」が出されるということです。

この会のために取っておいていたんです。

それもチーフシェフお薦めの「根野菜の蒸しスープ」と合わせます。

山内料理長の作る中華は、私が考えていた中華の概念をはるかに超えていました。

油が少なく塩分控え目、素材の味が生きているんです。

化学調味料など一切使わない繊細な味付け。

もしかすると意外に油を使う和食よりあっさりしているかもしれないですね。

和食のようなフランス料理のような中華料理。

わけがわからないかもしれないですが本当です。

六根浄セレクションのお酒がついてこの料理で5,800円!!

驚くといいますか儲け度外視だと思います。

六根浄店主が料理も酒も保証いたします!

この会のためだけでも山形に来る価値がありますよ。

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2008年11月21日 (金)

散った桜の花びらは無残だが、散ってもなお紅葉は美しい

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散った桜の花びらは無残だが、散ってもなお紅葉は美しい。

昨日の雪が嘘のように消えてしまった。

秋が少しだけ頑張っている。

昨晩は、山形コンベンションビューローの研修会で、「惣右エ門」さんへ。

講師がワラヤ酒店の田中浩一さんということで、七右エ門窯にお願いして参加させてもらいました。

時間に遅れて参加したところ、皆さんスーツをビシッと着て神妙にワラヤさんのお話を聞いていました。

普段着で参加した私は、「う~む、場違いだったかな?いや、私もいまや個人事業主。堂々としていよう!」と思ったのですが、胡坐をかいた足元を見たら、白いソックスが擦り切れて地肌が見えているではないですか・・・。

そんなことはさておき、さすがはワラヤさん。ちゃんと資料を作られてお話をしておりました。酒の会を数多くこなしているので、場慣れしているのでしょうね。

山形酒の応援団長ワラヤさん、大変参考になりました。

日本酒の次は、蕎麦の講義。

山形で栽培される蕎麦の種類には、最上早生、でわかおり、来迎寺在来があり、来迎寺在来という品種は、大石田地区で栽培されている在来種であるとのこと。

まだまだ私も勉強不足でした。ぜひ3種類の食べ比べをしてみたいです。

講義の後は、食事会。

お酒はワラヤさんセレクションの男山酒造の13BY大吟醸出品酒、燗酒に朝日川酒造「山吹極」が出るなど、贅沢な布陣でした。

そして、締めには新蕎麦!待ってました!

11211 右上の太い蕎麦が、でわかおり。

左下の細い黒っぽい蕎麦が、北海道産の蕎麦。

どっちが良いかって好みなのでしょうが、でわかおりの新蕎麦の甘味が優っている感じがしました。ホーム有利判定ということで。

しかし、新蕎麦は旨い!

もしかすると新蕎麦は10月より今の時期が旨い気がしますね。

今週はどこに食べにいこうかな。

「竹ふく」さんかな?いや、この前行ったばかりだしな。やっぱり、「梅そば」さんかな?近いからいつでも行けるしな・・・、久し振りに「きふね」さんもいいな・・・、「やま竹」さんもご無沙汰しているな・・・、ん~、この際、面倒だから、思い切ってはしごするか!

Photo ところで、ずっと「山形正宗 純米吟醸 稲造」が何に合うのか考えていたんです。

やっとわかりました。

「自家製粉の粗挽きの新蕎麦」。これは間違いないです。

そばりえの水戸部酒造の会長の承認をいただいてから書けばよかったかな?

事後承諾でお願いします!

お酒の注文はこちらから。

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2008年11月20日 (木)

Winter,spring,summer or fall

「Winter,spring,summer or fall」のフレーズは、キャロル・キングの「君の友達」の歌詞の一節。

11207「春夏冬二升五合」と書いて、「商い益々繁盛(あきないますますはんじょう)」と読みます。これは二升五合入る山形正宗「益々繁盛」。

11203 さて、もう秋を通り過ぎ、冬に入った感じですね。

11205 11201 もうすぐ冬籠りの準備をしなければ。

11204_2 

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そういえば、今日はボジョレー・ヌーボーの解禁日だとか。

もちろん当店には置いておりません。

当店のお薦めヌーボーはこれ。

11194 赤湯の紫金園(しきんえん)さんの自家栽培メルローのヌーボーです。

ライトタイプの辛口。

メルローの特有の香りがしっかりあり、渋味が味を引き締めています。

まだまだ若いのですが、今でも充分に旨いです。

ただ、私は渋味の存在には神経質になっているので、不躾を承知の上で、紫金園さんへ電話いたしました。

除酸剤を入れた酒は渋味がします。除酸剤による渋味なのかタンニンの渋味なのかはっきりさせたいんですよね。

「このワインには除酸剤は入っているのですか?」まったく聞く方も聞く方です。

「うちのワインには除酸剤は入っていません。」奥さんが答えてくれました。

このワインの渋味は、まぎれもないタンニンの渋味です。

もう一本、紫金園さんの赤ワインをご紹介します。

11195 ブラック・クイーンとマスカット・ベーリーAのブレンド。

ブラック・クイーンの心地の良い酸味が食欲をそそります。

焼き肉や肉料理に合いそうです。111816

樽平さんの帰りに立ち寄ったら、本当にこれで搾ってました。

まったくもって手造り・・・。

紫金園さんのワインはお店に来られる方だけに販売となりますので、ご注意ください。

11193 今日聴いているのはこのCD。

キャロル・キング2枚組BOXセット「私花集」。

ここに入っているジェームス・テイラーと歌っている「君と友達」がいいんですよね。

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2008年11月19日 (水)

雪むかえ

11197_2 雪国から初雪の便り。11198

いよいよ酒造りが本番となることを感じます。

11185_2 昨日は、あるプロジェクトの調査のため、川西町の樽平酒造さんへ。

樽平酒造さんは、かつて「美味しんぼ」でも取り上げられた「住吉」を醸していることで知られています。

その個性は他の追随を許しません。

山形県で初、かつ唯一の純米蔵でもあります。

山形県で初めて純米酒専門の小売店を始めた「正酒屋 六根浄」が避けて通れないお蔵さん。

しかし、当店と微妙に商品コンセプトが異なり、取り扱いをしておりませんでした。

今回は、取扱いできる可能性を探りにお伺いしました。

商品のセレクションは当店の生命線。正直、蔵元の発信する情報だけを鵜呑みにはできません。

お酒の味は、蔵人の態度、社長の人柄が如実に現われてくるものです。

蔵見学の連絡を取った時は、身分を明かさずに申し込みをしました。(すみません・・・)

最初の写真は、樽平酒造さんの社長からお土産のお返しにいただいた「雪むかえ」。

当店では扱っておりませんのでご注意ください。

蔵見学の感想は、たぶん明日。

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2008年11月17日 (月)

椿説 千歳山大仏

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平泉寺(へいせんじ)の大日堂を尊崇した山形城主 奥平昌章は、34回も参詣したと伝えられています。

この雰囲気を味わったら、その気持ちもわかる気がします。

奥平昌章公は28歳でお亡くなりになったということなので、毎年必ず参詣したのでしょうね。

ちなみに、奥平家はその後、宇都宮藩~宮津藩を経て中津藩となります。中津藩と言えば、福沢諭吉を輩出した藩ですね。

さて、この大日堂の横手を通り抜けていくと、白山大権現~宗五郎稲荷~平清水観音~平清水公園へとたどり着きます。

Photo_2Photo_3 Photo_4  Photo_5

平清水公園は、桜の名所としても知られていますが、現在「安全地蔵尊」が建っている場所に「千歳山大仏」が存在していたのです。

大仏殿六角堂は、寛文12年(1672年)に奥平昌章公によって、「山形のかざり荘となし給う精舎」として創建された、と伝えられています・・・、が、問題はここです。

奥平昌章公が生まれたのは寛文8年(1668年)のこと。

山形に末期養子として迎えられたのが1672年。

たった4歳の山形に来たばかりの殿様が「大仏が欲しい・・・」などと渋いことを言い出すわけがありません。キム・ウンヨン君レベルのIQをお持ちなら話は別ですけれども。

加えて、奥平昌章公が宇都宮藩に移ってからも参詣し続けたのは平泉寺大日堂。

たまたま大仏堂が創建した時にお殿様となったのが奥平昌章公だったのでは?という疑問を抱いていたんですよね。

なぜ、千歳山に大仏殿が必要だったのでしょうか?

それは、先代の時に起こった、奥山家の家臣同士を巡って起こった江戸を騒がした大事件が原因だった、と考えます。

大事件の名は「浄瑠璃坂の仇討」。

赤穂浪士の仇討の参考となったと言われるこの事件。

そこで亡くなった多くの家臣たちを弔うために建立された、という説を私は唱えさせていただきます。

奥平家臣団が言い出したのか、先代である奥平 昌能公のどちらが言い出したのかは定かではないですけどね。

ここに平清水の新しい歴史秘話が一つ生まれました。

ところで、奥平家は宇都宮藩から来て、また宇都宮藩へと移封しました。

「正酒屋 六根浄」にも、宇都宮から好敵酒が来ております。

Photo 「澤姫 生酛(きもと)純米 真・地酒宣言」

1.8L 2,650円(税込)

720ml 1,350円(税込)

香味が春先より複雑になってきています。

速醸酛だと、熟成に伴って苦味がでたりするんですが、良い生酛ってバランス良く熟成する感じがします。

ぜひ常温または燗にして飲んでいただきたいお酒です。

栃木県酒は、今後も要注目ですよ。

ネットでのご注文はこちらから。

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2008年11月16日 (日)

自信作登場!

昨日、久々に甑に入って米を掘ったら、今日は、体がだるいです。

来月の酒造り本番まで体を鍛えておかなければ。

ところで、今日の甘酒はすっきりとした仕上がりとなりました。

麹を以前のものに変えたら、色もきれいで味も上品。

やっぱり、麹の出来は甘酒の出来をも左右しますね。

今日の甘酒も乞うご期待。

実は新作のスイーツもご用意してあるんです。

これは新食感だと思います。

「ブログを見た」と言った方、限定にお出しいたします。

旨面白い味ですよ。

11161 今日、店でかけているのは、「ザ・ビーチボーイズ・クリスマス・アルバム」。

夏のイメージが強いのですが、クリスマスソングを歌わせてもいいですね。

私のクリスマスソングの定番です。

緑と赤のコントラストというのは、きれいに見えますね。

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2008年11月14日 (金)

磯の鮑の片思い

「磯の鮑の片思い」

小遊三師匠の落語で使っているのを聞き、ここで使われるのか!と妙に感心しました。

正直、値段の割に鮑(あわび)って旨いって思ったことがありませんでしたが、2、3年前、広田湾に面した気仙沼唐桑の取れたてのアワビを食べ、これは旨い!と認識を改めたことがありました。

気仙沼の「福よし」さんで出されたアワビの肝「としる」も言うまでもなく旨くて、これがまた、酒に合うんですよね。

ちなみに、ホタテの緑の部分「ウロ」と見た目似ていますが、全然別モノ。ホタテのウロは危ないので、ここが旨いんだなどと通ぶって食べない方がいいですよ。

食べるんだったら、アワビの肝「としる」。

すみません、だんだん浮き世離れした話になってきましたね。

ところで、アワビと言えば、中華料理にも使われる高級食材。

先日、ホテルキャッスル「櫻果林」さんで行われる「第二回 広東料理と日本酒の調べ」の出品する酒の打ち合わせに行ったときのこと。

Photo 当日に出される料理を食べながら、どのお酒にするかを決めたのです。

これはその中の一つ、「フカヒレと鮑のブラウンソース仕立て」

基本的に海のそばに育った人間は、あまり素材をいじるのを好まないんですよ。

しかし、この料理には驚きました。

ブラウンソースに使用しているのが、三陸産オイスターソース。

チーフシェフ曰く、オイスターソースは三陸産でなければダメなのだと。

私の父方の祖父の実家は、オイスターソースを製造していたという話を昔、聞かされていました。

「三陸産オイスターソース」それを聞いて、私の中のDNAが黙っていませんでした。

まず、一番上に乗っている鮑から。

やはり、中華は奥深い・・・。

順に、フカヒレ、ホタテと食べた感想は・・・

(フカヒレ+鮑+ホタテ)×三陸産オイスターソース= 海その愛

海よ~俺の海よ~、眼前に広がる大海原。

凄過ぎて、逆に困ってしまいました。これになんの酒を合わせればいいんだ?

答えは、11月29日の土曜日18:00~。

ホテルキャッスル「櫻果林」さんにて。

この会ははずせないですよ。

詳しくは、こちら

打ち合わせ当日に出た料理の数々。

今回はなかったのですが、「根野菜の蒸しスープ」はチーフシェフが絶対に食べていただきたい、というお薦めの料理だそうです。

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2008年11月13日 (木)

芸術の秋を堪能する

Photo 「正酒屋 六根浄」の窓から見える風景は見飽きることがありません。

まったくもって芸術です。

芸術といえば、昨晩は、日本大学山形高等学校の新体育館で「特別芸術鑑賞会」を鑑賞に行きました。

内容は、落語。

あの笑点の中でもダントツに面白い三遊亭小遊三師匠をお呼びしての会でした。

Photo_2 小遊三師匠の写真を撮ろうと思っていたら、写真撮影禁止ということで、お噺をする前の写真だけ。

弟子の三遊亭遊喜さんは、前座噺の「時そば」を演じ、小遊三師匠は古典落語の「鮑のし」を演じました。

小遊三師匠の凄いところは、出てきただけでお客さんが笑いのモードにスイッチが入ってしまうところ。皆さん、小話の部分で笑いころげていました。

人を笑わせるのは難しいものですが、いとも簡単に人を笑わせることのできる噺家さんはまさしく芸術家です。

ところで、落語を聞いている空間にいて感じたことがありました。あれっ?この笑いの空間を何かで体験しているぞ、と。

Photo_3 思い当たったのがこのアルバムの一曲。

アーロ・ガスリー「アリスのレストラン」

アーロ・ガスリーの父は、ウディ・ガスリーというボブ・ディランにも影響を与えた偉大なフォーク・シンガー。

このアルバムの一曲目が18分20秒もある「Alice's Restaurant Massacree」 。

この曲から感じる観客との温かい笑いが落語の笑いの雰囲気に似ているんですよね。

この曲は、当時の社会を風刺をしている内容だそうですので、どこか落語に通ずるものがあるのかもしれません。

「正酒屋 六根浄」開店の時に、店で最初にかけた記念すべきCDです。

残念ながら、今は廃盤になっているそうです。

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2008年11月12日 (水)

己れに如かざる者を友とすること無かれ

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 きれいなものを目にし、良い音楽を聴き、良い文学を友とする。

旬の素材を活かした料理を食し、努めて旨い酒を嗜み、まずい酒は飲まない。

心の友には劣ったものを必要としない。

良い酒を造るには優れた感性が必要なのだ。

山形市東原町のもみじ公園にて。

L 山田錦を使用した「プレミアム六根浄」。

1.8L 2,450円(税込)

720ml1,250円(税込)

720mlが残りわずかとなってきました!

ネットでのご注文はこちらから。

 

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2008年11月11日 (火)

One Fine Day

11111 11112_2 11113_2自然が織りなすTapestry。

こんな日は、「Up On The Roof」が気持ちがいい。

自然と「Song Of Long Ago」を口ずさむ・・・。

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私がキャロル・キングを見たのは、1990年3月のNHKホールでした。

失礼ながら、ずんぐりとした体型に少しがっくりした覚えがあります。

通常、ミュージシャンはやけに堂々としているものですが、ピアノを弾いて歌っている姿は、とても神経質そう・・・、大丈夫なのかな?とこっちが心配に思えたほど。

ただ、珠玉の歌の数々は色あせるどころかますます輝きを増し、胸が締め付けられるようなジーンと来る回数が多いライブでした。

アンコールの「Locomotion」では全員総立ちでしたね。

懐かしい思い出です。

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2008年11月10日 (月)

お歳暮のご紹介

Photo_3週末は私が酒造りに行っておりましたので、店主不在のままスタッフAが店を切り盛りしていました。

「純米酒 六根浄」を飲んで日本酒に開眼したというお客様がいらっしゃったというような、報告を受け、よろこんでおりました。その場にいたかったな~。

日曜日には、店主が作った甘酒を振る舞ったところ、あまりのうまさに目を丸くした人がいて、その反応が面白かったという話も聞きました。

甘酒がイマイチ人気がないのは、甘酒が問題ではなく、作り手の問題なんですよね。日本酒も同じ。

さて、年末に向け、今年のお歳暮は何にしようかな?とお考えの方!

今年はこれで決まりです。

Photo 御苦楽セット」

水戸部酒造「プレミアム六根浄」とテンスイ醤油「丸大豆しょう油」と七右エ門窯製しょう油皿2枚のセット。

水戸部酒造とテンスイ醤油は創業者が同じ水戸部弥作氏。

想像してください。

目の前に、ピンと角の立ったお刺身があり、しょう油皿にテンスイ醤油「丸大豆しょう油」を差して、さっそく刺身をしょう油に付けペロっと食べます。すぐさま左手に持っているぐい呑みで「プレミアム六根浄」を口に含む・・・・、まさに極楽です。

水戸部弥作氏は昭和前期の不況の失業対策に「御苦楽園」を造りました。

わがまま店主は水戸部弥作氏が残した会社の食品で「御苦楽セット」を提供し、この元気のない世の中を少しでも元気にします!!

ただいま予約受付中です。¥2,870(箱代・袋代込)

Photo_2 平清水焼の冷酒グラスとのセットもお薦めです!¥3710(箱代・袋代込)

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2008年11月 7日 (金)

日塔貞子の生涯

11月9日(日)まで文翔館3階ギャラリーにて、「日塔貞子の生涯」特別展が開催されています。

以前、ブログで「稀な詩人」のタイトルで日塔貞子さんの紹介をしたことがあり、日塔貞子さんを世の中の人に知ってもらう活動をしている桜桃花会さんの方から開催する旨のご連絡をいただいておりました。

もっと早く紹介できればよかったのですが、紹介が遅れて申し訳ないです。

ところで、先月、この連絡のお手紙を頂いたときに、七右エ門窯に来ていたのが河北町の西里小学校の生徒たちでした。

西里小学校というのは、日塔貞子さんの曾祖父である漢学者 逸見魯斎氏が開校したのが始まりで、日塔貞子さんも通ったことがあった小学校だったような・・・。

偶然のことにびっくりしました。

店を始めてから、このような奇遇に出会うことが多いような気がします。

明日(11/8)には、「雪に燃える花」著者の安達徹氏による講演会がありますので、参加希望の方は事前に桜桃花会さんへ連絡して下さい。

連絡先はこちらに書いてあります

お近くの方は奮ってご参加ください。

Photo

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2008年11月 6日 (木)

午後の光に照らされた秋は感動的な美しさだ

仕事をする気にならん!

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赤い字のプレミアム六根浄。

秋になってますます旨くなってきました。

涼しい時期のほうが苦味を感じないようです。

燗にしても旨いんですよ。

1.8L 2,450円(税込)

720ml1,250円(税込)

好評発売中です!!

ネットでのご注文はこちらから。

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ブログを書く時間がもったいない

Photo_6と思うくらいに外の景色がきれいで、朝からお店の前の椅子に座ってボーっとしていました。

ということで、今日は手短に。

ある蔵元さんから、今年の米が硬いという情報が入りましたので、硬質米の浸漬・蒸きょう方法を調べました。

硬質米といえば東北地方の米。

東北で発行された戦前の文献を見ました。

Photo まずはこれ。「東北地方酒造参考書」大正5年2月発行。

大正3、4、(5)年は全国的に大腐造が起こった年として知られ、その真っ只中に発行された本です。

精米歩合が高く、参考になりませんでした。ただ、この本は当時の東北地方の仕込唄、酒造用語、数え言葉が詳しく書いてあるので、酒造技術書の中でも貴重な本だと言えます。

Photo_2 9年ほど経過して出された「酒造注意書」大正13年11月発行。

本の書き込みに「郡山の山口酒造店(現・笹の川酒造)にて花岡正庸先生から頂戴した」との記述があります。

実地指導の際に配ったもののようです。

この本には「吟醸」の記述が見られます。

浸漬時間はごく当たり前の記述で、軟質米は短時間、硬質米は長時間に、ということが書いてあります。浸漬時間は仕事の都合上一定であるところが多いようで、酒造技術がまだ確立されていない時代だったようです。

良好なる蒸米を造る方法として、「秋田式甑」を推奨しております。図がないのが不親切です。

また、蒸米を適度の軟らかさに蒸す法として、撒水法(シト打法)を挙げ、米を蒸す時に水を撒くという方法が書いてあります。ただ、この方法に関して、中村政五郎氏は後年の「蒸米からみた酒造」において強烈な反駁を加えております。

Photo_3 「秋田式甑」は、花岡正庸氏著「酒造提要」(大正13年1月発行)に図が書いてあります。

現在の甑穴一つというのではなく、甑の大きさに比して3~6個甑穴が開いているものです。「楯の川酒造」さんで持っているのを聞いたことがあります。

この本においても、「良麹を得る最大要点は先づ良蒸米を作るにあり」としています。

花岡正庸氏は、良好な麹を指して「膨軟寡湿麹」と命名し推奨しています。これは私が以前に言った「ボムボム麹」と同じだと思います。

ただ、この当時の花岡正庸氏は、強く蒸すと米が硬くなると信じていたようで、秋田式甑や撒水法(シト打法)を推奨しております。

これらの方法では「外硬内軟」の蒸米を得ることができなかったのでは?と推測します。

Photo_4 その証拠として、昭和9年に発行された日本醸造協会東北支部「清酒吟醸要訣」には、秋田式甑の記述がありません。

この昭和の初期の醸造技術の進歩には驚かされます。

しかし、この本を菊姫ライブラリーの第一弾にした人はセンスがいいですね。

と、ここらへんでお酒の宣伝もたまにはしましょう。

Photo_5 龍勢 寿司酒(すしざけ) 備前雄町 精米歩合60%

1.8L 3,150円(税込)

720ml 1,575円(税込)

豊かな米の旨味を感じるフルボディの酒です。

お寿司に合う酒とありますが、米沢牛のステーキにも負けないようなしっかりとした骨格の酒です。

米をきちんと蒸すとこういう味になるという典型だと思います。

完熟蒸米の酒「龍勢」。

ご注文はこちらからどうぞ。

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2008年11月 5日 (水)

光あるうちに光の中を進め

秋の朝の凛とした空気は気持ちがいいですね。

開店前に、大日堂から平清水観音へ散策にPhoto 行ってきました。

晴れた朝の大日堂参道は光にあふれています。

Photo_3 このような案内もお目見えしました。

字がモダンです。

Photo_4 このような広葉樹の中を歩いて平清水観音堂へ向かいます。

Photo_5 これが最上三十三観音の第7番札所「平清水観音」。

先月末でご開帳を終え、静かになったような感じです。

Photo_6 Photo_7 平清水観音から見る平清水はとてもきれいに見えます。

千歳山も圧倒的存在感を示しています。

神々しいばかりにきれいな秋です。

Photo_9

Photo_8

ところで、先週(10/27)の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングで、渡辺えりさんが「やきとり前田村」さんに行ったと言っていたそうです。

早速、確認をしに、お店に行ったら渡辺えりさんの写真が貼られていました。

前田村さんの大将と中学の同級生なんだとか。

Photo_10 Photo_12 来年の花笠踊りに出るための決起集会を開いていたそうです。

ところで、やきとりと六根浄。良く合うんですよね。

飲み過ぎ注意です。

 

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2008年11月 3日 (月)

中国で日本の醤油から酢酸エチルが検出された?

なんでこんなのがニュースになるのかよくわかりません。

最近、テレビによく出る毒物学の教授が、酢酸エチルが食品にあることが考えられない、という発言をしていました。

もちろんそんなことはなく、日本酒を始め多くの発酵食品の中に普通に存在する物質です。

酵母が発酵中に生成するのです。

生酛の酒の場合は、産膜酵母も酢酸エチル生成に関与しているそうです。

セメダインのような香りで、セメダイン臭や酢エチ臭と呼ばれる匂いの原因物質です。

山形県の出品用大吟醸がよく指摘されていました。

日本酒の中に含まれる酢酸エチルの量は20~120mg/Lと、ニュースで発表された醤油から検出された量より比較にならないほど含まれています。

今まで酢酸エチルの存在が当たり前過ぎて安全性など考えもしませんでした。

というよりも、何でもかんでも化学物質が発見されたとマスコミが消費者の不安を煽っているような気もします。

ただ、中国へ日本酒を輸出している蔵元さんは、今後、何を言われ出すか心配です。

食の安全というのは、お互い敬意を払える関係が成り立ってこそ守られるものだと思うんですよね。

さて、今日の甘酒は、麹の量が少し多めだったので味が多い印象でした。もうちょっと麹の比率を下げるか。

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2008年11月 2日 (日)

六根浄の甘酒ファンの方すみません

昨日から久々に甘酒サービスをしていました。

お客様の反応も良く、

「びっくりした!」

「昔、おばあちゃんが作った甘酒に似ている。」

飲む前から毛嫌いする人も結構多いんですけれども、飲んでみた人は、米からこんなに甘味が出るものなのか、と驚かれるようです。

六根浄でお出しする甘酒は、米と米麹、水が原料。

甘酒は原料がシンプルなだけに難しいのです。

糖化温度が高いと麹の酵素が失活し甘くならないこともありますし、温度が中途半端に低いと雑菌の作用で匂いが悪くなるのです。

温度だけでなく、米の炊き方も米の苦味が出ないようにしなければいけません。

今日お出しする甘酒を作るために昨晩、甘酒を仕込んでいたのですが、いつもとやりかたを変えたのが失敗のもとでした。

甘酒を作る糖化作用を炊飯器の保温機能で出来るか試してみたのです。

結果は、甘味が足りず、炊飯器の保温機能では、温度が高すぎるようでした。

ということで、本日の甘酒サービスはありません。

六根浄の甘酒ファンの皆様、申し訳ありませんでした。

明日、月曜日には、おいしい甘酒がご用意できるよう、今晩頑張って仕込みたいと思います。

そういえば、当店の人気商品、気仙沼のさんまで作られたマルチュウ斉藤さんの「さんまの佃煮」、おいしい食べ方を発見しました!

炊き立てのご飯に、紫葉漬けを刻んだものとさんまの佃煮をほぐして混ぜるだけ。

これがうまいのなんのって。

簡単で旨くて安くて頭が良くなる「さんまの佃煮」。

だまされたと思ってやってみてください。

Photo

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