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2009年9月10日 (木)

現代南部杜氏の源流

今あるかどうか知りませんが、南部杜氏には二大派閥が存在したというのを聞いたことがありました。

平野派と照井派。

平野派は名杜氏と言われた浦霞の「平野佐五郎」門下生の集まり。

照井派は、これもまた名杜氏と言われた勝山の杜氏を勤めた「照井円五郎」門下生の集まり。

現在の南部杜氏の隆盛はこの二大流派によるところが大きかったと思われます。

先日、私は浦霞と勝山の歴史上の共通点を見つけました。

一人の丹波杜氏の存在です。

「小林重吉」

昭和30年に酒造技術者として初の黄綬褒章を受賞した人物。

この小林重吉杜氏が明治の末期に両蔵の指導にあたり酒質改善に貢献したとの記述を「丹波杜氏」(丹波杜氏組合 昭和32年刊)の中に見出しました。

小林重吉杜氏は当時としては珍しく、実地経験だけでない、灘酒の酒造りの学理究明を学んでいました。

当時、最先端であった灘流の酒造りの学理究明を小林重吉杜氏に教えたのが、当ブログでたびたび紹介している「中村政五郎」でした。

南部杜氏の源流に丹波杜氏の存在がある、と最初に酒造りを教わった杜氏から聞いたことをふと思い出しました。

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