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2009年10月

2009年10月30日 (金)

蒸米その可能性の中心

ブログはタイトルが決まると内容もビシッと決まるものです。

あらためて本日のタイトルをご覧下さい。

「蒸米その可能性の中心」

今日はタイトルが決まってますね。どこかで見たことがあるタイトルですが・・・。

タイトルがわかり易いというのは大事な要素ですが、何だこれは?と引きつける要素がないと読んでもらえない可能性もありますので、ブログの記事のタイトルはよく考えてからつける必要があります。

さて、タイトルの中にある「原子心母」。いや、「蒸米」。

今朝、久々に蒸米の香りを嗅いできました。

いい蒸米があがるかどうか、やはり心配になるものです。

2110301 今日は香りの変化が早く来ました。

本日の蒸米はキラキラして、旨味があり、外硬内軟の良い蒸し上がりでした。

今年の新酒も乞うご期待です!

次回、ブログの記事のタイトルは、「香りという病」。

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2009年10月29日 (木)

わが道を行く

2110261 今週の月曜日に、ここ平清水から見て千歳山の裏側にある妙見堂へ行ってきました。

妙見堂の境内に、先日の記事「ダムの中のダムはムダの中のムダ」で、青年団と交渉にあたった山形県総務部長をしていた堀田政孝氏の記念碑があります。

記念碑には、

「わたしのたどる

ひとすじの道はけわしい

幾多の苦難があることだろう

しか志、わたしはわが道を行く

堀田政孝」

堀田政孝氏は東京帝国大学法学部を出て昭和15年に内務省に入省。戦後、山形県総務部長として迎えられ、山形の地方自治の確立に尽力した人物です。

当時、全国に先駆けて行われた山形県連合青年団による「公明選挙運動」、「産業開発青年隊」は、寒河江善秋氏の優れたアイデアと積極的な行動に加えて、県側の堀田政孝氏の協力があって大きな運動となり得たのでしょう。

堀田氏はその後、防衛庁へ進み人事局長までなりますが、官を辞し、政治の道を選び、今から40年前の昭和44年に晴れて山形一区から衆議院議員となります。

しかし、念願叶った一期目の任期途中においてお亡くなりになりました。享年54歳。

短い任期ではありましたが、ここ「正酒屋 六根浄」のある平清水を流れる恥川(はずかしがわ)の河川改修の際に、恥川が重要河川認定を受けることで、地元住民の負担が軽くなったのは、地元の陳情を受けた堀田政孝代議士が尽力したおかげであったと、七右ェ門窯の祖父が申しておりました。

2110262 堀田政孝氏の記念碑の前には秘書をしていた故・新関善久県会議員の記念碑。

しかし、記念碑は建てた関係者以外に見る人も少なく、悲しい存在ですね。

2110263 妙見堂からは県庁・駅方面を見渡すことができます。2110264

妙見堂の参道途中にあった兵隊さん石灯籠。意図がよくわかりません。

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2009年10月26日 (月)

雄町しております

いつもお世話になっている出羽さんの決め台詞が、「雄町しております」。

私もパクって使用しているのですが、、「雄町しております」と言われたら行くしかないという感じになりませんか?

さて、「雄町」という米は、山田錦と違って造り手を選ぶ米のような気がします。

山形正宗の酒は、この「雄町」との相性が非常に良いと思っています。

最初の山形正宗との出会いが雄町でした。

飲んだ時に「おっ!!」と驚いたのを思い出します。その当時の山形の酒のイメージとは違うな、と。

先日、開けて確認した「山形正宗 純米吟醸 雄町」も間違いない出来でした。

コストパフォーマンスが非常に高い酒です。

雄町には野生的な魅力を感じますね。Photo

「山形正宗 純米吟醸 雄町」1.8L  3,150円

                   720ml 1,575円

ご注文雄町しております

 

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2009年10月22日 (木)

「苦味」は「完全なる蒸米」によって克服できる!!

昨日、アサヒビールの荻田伍社長が山形に来ていたという記事を新聞で読みました。

私は荻田社長が「The21」11月号の記事の中で、「お客様の声を聞く側が、『俺たちは世界一のビールをつくっているんだ、味がわからないお客のほうが悪い』なんて思っていたら、いくらコクとキレが求められているという調査結果が出ても、きちんと受け取れるわけがない」と言っていたのが印象的でした。

日本酒業界もこの発言に見習うべき点があると思いました。

「日本酒は旨い、日本固有の伝統をもった文化的にも素晴らしいお酒だ。」おそらくほとんどの蔵元さんはこう考えていることでしょう。

しかし、次のようにも思っています。「何で消費者は日本酒を飲んでくれないのだろう?」と。

ほとんどの消費者は日本酒を次のように思っているのではないかと推測します。

「日本酒は旨いのかな・・・、たぶん旨い酒なんだろう。でも、飲みすぎれば頭痛がするし、次の日を考えるとちょっと・・・。」

消費者が日本酒を飲んだ時や飲んだ後に感じる日常的に起こる問題に対応できていないんです。

日本酒業界は、何かあると、伝統や文化といった超越項にすがろうとします。しかし、それだけでは、もう何の解決にならないことを認識したほうがいいです。

そこで私からの提案です。

《「旨味」や「コク」からの脱却》

かなり誤解を与えそうな表現です。

決して、欠点がある酒や炭を使うことを推奨しているわけではありません。

アサヒビールのスーパードライの成功例を参考にすべきだということです。

ドライが出る前は、キリンラガーの独壇場でした。キリンラガーの特徴は「苦味」でした。私もビールを飲み始めた頃は、キリンラガーは苦味が強いと感じていたものです。

その当時は、「ビールは苦くて当たり前、苦いのがいいんだ」という飲み手の常識があったような気がします。しかし、その裏では、「この苦味がもう少し和らいだら、もっとおいしく飲めるのにな~」という人達が増えてきており、その声を敏感に感じ取って商品化したのがスーパードライでした。

その後は一気の逆転劇。ビール業界の勢力図を変えてしまいました。

スーパードライの普及によるビールのソフト化は、日本酒消費にも影響を与えたと私は考えます。

キリンラガーの時代は、ビールの苦味が気になったら日本酒へシフトしていたのが、スーパードライになってからは、最初から最後までビールという人が多くなったのではないでしょうか。今ではビールからチューハイというスタイルも自然な流れとなりました。20年前は男なら邪道というか軟弱と思われる飲み方でしたが。

スーパードライが教えてくれたのは、「飲み手の潜在的ニーズの掘り起こし」。

《「旨味」や「コク」からの脱却》が意図するのは、日本酒は水で割ったらダメ、とか、ロックで飲むのが邪道だ、とか、良い酒は燗にするともったいない、という日本酒の一般的な常識を解いてあげることが大事で、現在の日本酒の不自由さを解消するための発想の転換ということになります。

「旨味」や「コク」にこだわると自分の体に応じたアルコール度数にすることができないですからね。

そこで大事になってくるのが、プンプン系のようなヘンテコな酒ではなく、薄まったときでも飲みやすい状態をどのように原酒で造り上げるかということになります。

ここでもやっぱり大事なのは「蒸米」の仕上げなのです。

いかに苦味の原因であるイネグルテリン由来のペプチドを分解されやすい状態にするか。

澱粉をアルファ化する目的だけでない、酒の味に影響を与えるタンパク質の分解や脂質の分解も考えなければ、「完全なる蒸米」とはならないのです。

先日の酒類総合研究所の発表により、私が言ってきた「完全なる蒸米」にようやく光が当たりそうで喜んでいます。

しかし、苦味に関して感受性のない人が一定割合でいらっしゃるようなので、私の話はわかる人にわかる狭い話になります。

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2009年10月21日 (水)

「山形正宗 純米吟醸 稲造」は全盛期の江川の速球だ!!

まずはこの動画を見て下さい。

ストレートを待っていたバッターがボールの下を空振りをする。ものすごく伸びのあるストレートを投げ込んでいたんですね。

昨日、届いた「山形正宗 純米吟醸 稲造」をきき酒して感じたのが、江川のストレートでした。

伸びが素晴らしく、期待の上を行っている・・・。

水戸部酒造は、日々進化を遂げていますね。

昨年の後半期に当店の人気商品だった「山形正宗 純米吟醸 稲造」。

21 今年も売れ切れ必至です。

ちょうど昨年の今日の記事でも誉め過ぎだと水戸部酒造の会長からご指摘がありました。

私は旨いときは正直に旨いと書きますし、旨くなかったら記事にしません。

「山形正宗 純米吟醸 秋あがり」と「山形正宗 純米吟醸 稲造」の違い。

前者が楽天・マー君のストレートで、後者は江川の全盛期のストレート。

これを飲まずして「山形正宗」を語るなかれ。

これを飲まずして「日本酒」を語るなかれ。

実りのある秋の到来です。

ネットでの申し込みはこちらから。

気仙沼直送の「さんま佃煮」(200円)、「かつお煮」(120円)再入荷しております。はっきり言って、気仙沼でもなかなかこんなに旨い魚の煮付けは食べられないですよ。

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2009年10月19日 (月)

ダムの中のダムはムダの中のムダ

タイトルは単なる言葉遊びで政治的な意図はまったくありません。

現在、山形で国が行っているダムの直轄事業として「長井ダム」があります。

来年の完成予定ということで、完成後は、大きな人造湖「ながい百秋湖」が生まれることになります。

既に試験湛水が始まったそうで、今まで使われていたダムが水没し、姿を消すという変わった現象が起こることになります。

水没するダムの名称は「管野ダム」。

このダムは約60年前に全国的に注目されたダムでした。

その当時は、「野川ダム工事」として注目されていました。

農家の次三男の雇用対策として全国に先駆けて発足した山形の「産業開発青年隊」がモデル青年隊として現場に入ったダム工事。

1952年5月のことでした。

当時、山形県は寒河江善秋氏を中心として青年団活動が活発で、自分達で積極的に社会矛盾を解決しようとする様々な試みをしていました。

「産業開発青年隊」もその一つ。後に青年海外協力隊へとつながる源流がここにありました。

しかし、青年隊に待ち受けていた現実は・・・。

1952年9月1日付の山形新聞は以下のように伝えています。

「産業開発青年隊の工場現場である野川ダムでは今一日から十二時間二交替の突カン工事に入るので、青年隊がもしこれに欣然参加してくれるならよし、さもなくば青年隊は下山してくれという意見となり、県青連では『それでは話がちがう、われわれは労務者たることが目的でない、働きつつ学ぶのが目的できた』と主張し、ここに問題は破局に当面するに至り、青年団としては、当局の口先の激励だけで実質的支援のない現在ではこの事業は困難である、残念だが一時解散して再起を図るかどうかについて慎重協議の結果、三一日午後五時山形で高桑、寒河江、本田の三幹部と堀田総務部長が面会、ギリギリの交渉をしたが、当局としては『解散はしてほしくない』といい、青年団は『そんならもっと本腰を入れてくれ』と詰めより、結局二日堀田部長と団幹部が現地を視察ついで県として正式に農林省と交渉し補正予算の内容を確かめ県の責任で予算確定前に支出できる金があるなら思いきって援助することを約し、一応最悪の事態を切りぬけた。だが青年団としては県当局のお座なりな支援に不満を表明している。……(中略)……高桑団長は『県も農林省も口先きだけで実のあることは何一つせず、世間には次三男対策を大きく宣伝しているが、私達はもうこんな口頭禅では我慢できない、こんな問題は一青年団のやれる問題じゃない、私達は限界を越えて頑張ってきた』と語った。」(法政大学大原社研HP 日本労働年鑑 第26集 1954年版「山形県野川ダムの青年隊の実態」より抜粋)

現場の仕事はハードで学習どころではなかったようです。

結果、全国的に注目を浴びたこの試みは、11月15日をもって野川ダム青年隊は解散となり苦い教訓を残すこととなりました。

しかし、翌年から農林省、建設省が青年隊事業に本格的に乗り出すことになったのです。

かつて注目を浴びた野川ダムこと管野ダムは、ひっそりと約60年の歴史に幕を閉じます。

産業開発青年隊構想を実現化させた寒河江善秋氏の名前を冠した「純米吟醸 善秋」。

平成20BYは残りわずかになってきました。

お早めにどうぞ。

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2009年10月17日 (土)

久々に秋の平清水のご紹介

この時期になると朝の散歩が気持ちいいのです。

平清水観音から大日堂に抜ける道も清々しい。

2110153 2110151 2110152

今年は寒くなったのが早かったためか蚊がいなくなるのが早く、すでに散策するにはもってこいの季節となりました。

草木が黄色になるのと同じく、お酒も色づき味も乗ってきています。

自然の移り変わりと日本酒の味が合っていることは、あらためて日本酒も原料が植物由来であることを思い出させてくれます。

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2009年10月16日 (金)

ブラジルサンバ

今年の私自身の収穫は、ブラジル音楽との出会いがあったことです。

山ブラ会長ご夫妻のお導きで「ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート」の奇跡のライブに行ったのがきっかけでした。

何事も出会いが大事、そう思います。

私とブラジル。

何のつながりもなく、住んでいたアパートの近くに「ブラジル食堂」という名の大衆食堂があったことぐらい・・・。

ブラジルというと思い出すこと。

私が大学に入ったのが昭和最後の年。

バブル崩壊前夜といった感じで、夜の繁華街にも活気があり、大学生の飲み会といえばイッキ飲みが全盛の時代。

今でこそお酒の味をどうたらこうたら言う立場になりましたが、その当時は私もイッキ飲みをガンガンしておりました。

その中でも印象的なイッキ飲みの手法が「ブラジルサンバ」でした。

「○○が飲まなきゃ始まらない♪絶対キューッと言わせたい♪サンバ♪サンバ♪ブラジルサンバ♪憧れ~のブラジルサンバ♪飲めハー♪吐けハー♪」という歌をみんなで歌って、コップに入ったビールを次々とイッキしていくという狂乱じみた飲み方。それが「ブラジルサンバ」。

バブル景気が弾けて不景気が深刻化する前は、大学は遊んでナンボみたいな空気があったような気がします。

しかし、誰が考え出したのか、今から思えばブラジルを誤解するにもほどがありますね・・・。

そんな私も、今では「SANBATOWN」のゼジさんから送っていただいたMaria Rita「sanba mew」を聴いて、ブラジル音楽の虜になっています。本当に素晴らしい内容です。日本酒と同じで体全体で酔えますね。

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2009年10月15日 (木)

成田闘争とはいったい何だったのか?

私が大学に入った頃には、世間一般には学生運動というものは過去のもののはずでしたが、たまたま私が入った大学は中核派が健在でした。

大学の中には、特徴のある字で主義主張が書いてある大きい看板があり、「三里塚斗争」だの「なんとか粉砕」だのと書いてありました。

一見、廃墟のような「学館」と呼ばれた小汚いコンクリートむき出しの怪しい建物があったり、ヤッケを着た白いヘルメットにタオルで口元を隠した人たちが構内でビラ配りをし、校門の前には機動隊の車が常駐している状態。

別に相手にしなければ害はないので、そういった活動には無関心で私は普通の大学生活を送っていました。

しかしある時、語学の授業の途中に、自治会(この人たちが「中核派」と言われていました)の人たちが突如入ってきて、「学校から許可を得てきました。今から三里塚闘争のビデオを上映します。」とビデオを流し始めたことがありました。

今から考えると授業妨害ですが、当時は私も授業が潰れてよかった・・・くらいの気持ちでした。

ビデオの内容はドキュメンタリー映画で、国家権力による土地の収奪の構図で撮られており、実際の成田の農家の人の怒り・悲しみというものが映像になっていたように覚えています。おそらく、小川紳介監督のドキュメンタリー映画だったんだろうと思います。

羽田空港のハブ空港化の問題と小川紳介監督が創設を提唱した山形国際ドキュメンタリー映画祭が重なったので、ふと、昔のことを思い出していました。

と、本日、知人の方からいただいた、山形市門伝在住の齋藤たきち氏の書いた「わが出会い 人と本」の中に、著者が成田空港反対の立場で一坪地主であることが書いてあり、今でもこの問題が解決していないことに何とも言えない感慨をもってこの記事を書いた次第です。

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2009年10月14日 (水)

蒸米の苦味は酒の苦味

7月に行われていた「独立行政法人評価委員会 酒類総合研究所分科会」の「研究ワーキンググループ議事録」は読み応えがありました。

この議事録の中での酒類総合研究所の家藤研究企画知財部門長の話が面白いです。

酒の研究はここまで進んできているのかと感心しました。

論文よりも説明調なので私にもわかりやすいのがよかったです。

醸造試験所が前身であった酒類総合研究所の地道な努力には頭が下がります。

興味深い点をいくつかあげると、

 「清酒から苦味等の不快な後味を示す新規な成分を見出し、それがイネグルテリンに由来するペプチドである」

 「含硫アミノ酸の多い清酒は、貯蔵後、ポリスルフィドの生成が高い傾向が見られる」

私はますます確信しました。

これらは、すべては「蒸米」の出来にかかっていると。

和釜による蒸きょうの優位性が証明される日も近いのではないでしょうか。

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2009年10月11日 (日)

明日はショーロクラブのライブです

明日は高畠ワインさんの「秋の収穫祭」で、コーコーヤのギターリストでもある笹子さんがいる「ショーロクラブ」のライブがあります。

ブラジルの伝統音楽ショーロに触れられる絶好の機会です。

お近くのかたは是非。

私も店をまかせて聴きに行きたいです・・・。

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2009年10月10日 (土)

祝!栄冠

「竹鶴21年ピュアモルト」がイギリスで「最高賞」を受賞したとのニュースが入りましたね。

大変素晴らしいことです。

仙台工場のモルトもブレンドしてあるということで、ここから約1時間でいける距離の蒸留所から出たウイスキーが世界で最高の評価をされるということは何だかうれしいです。

世界最高の評価を得たということは世界最高の努力をした結果なのでしょう。

たしかにニッカの仙台工場はいいものを作っているという雰囲気があります。

この週末、お近くの方は工場見学などいかがでしょうか?

ところで、ニッカから山形のある蔵元に転職された方が、「ウイスキーにはロマンがある。」と言っていたのを思い出しました。

日本酒にはロマンがないのかよ、と、その時思いましたが・・・。

日本酒を救うのはロマンなのか?酒税UP阻止か?品質保証なのか?旨ければ何でもいいのか?

まずは、ニッカさん。祝!栄冠。

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2009年10月 9日 (金)

第一回 山長寄席

「第二公園 山長」さんで11月9日(月)に寄席が行われることになりました。

山形に本物の噺家さんがやってくるのです。

「柳家さん生(やなぎやさんしょう)独演会」Photo

新そばとお銚子付きというのですから、これはたまらない企画です。

この日は何としても行くしかないでしょう。

昨年の小遊三師匠の落語も腹がよじれるくらいに笑わせていただきました。

今回は、目の前で落語が聞ける最高の機会ですね。

お近くにお住まいの方は是非。

お問い合わせは、「第二公園 山長」(023)622-2963まで。

ところで、柳家さん生師匠のことを調べていたら、「柳家三寿(やなぎやさんじゅ)」師匠のことが出てきました。

柳家三寿師匠は、気仙沼出身の真打。

宮城県で育った30代後半以上の人は、知っている人物です。

30年ほど前に流れていた宮城県にあったおもちゃ屋さん(今でもあるのか知りませんが)のCMで「柳家さん弥で~す。」と元気に出ていたあの人です。

2年前の足立区議会議員選挙に立候補していたんですね。キャッチコピーは「明るい下町 あなたと足立」。落としどころを間違えたようです。

元気に活躍されているようで何よりです。

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2009年10月 8日 (木)

今日も元気に営業しております!

山形でも風雨が強まってきました。

本日は、まずはお詫びから。

昨日、日本酒が馬鹿に旨くなる特異日予想・・・大ハズレでした。

少なくとも山形ではいつもと変わらない感じでした。

今日こそは・・・って、台風のスピードが速くて試す間がないですね。

といいますか、台風が来ている真っ最中に日本酒が馬鹿に旨くなる事を試すなんていうのは馬鹿げています。

まずは身の安全を確保してください。

しかし、今日は誰も来る感じがしません。こんな日は私でも酒を買うという発想が浮かびません。

ということで、今日、来店した人に無条件で「平成乃酒馬鹿」認定をいたします!

やっぱり、無理して来られても怪我でもされるといけませんので結構です・・・。

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2009年10月 7日 (水)

日本酒の特異日

更新をしなかったのは、地震が恐くて逃げていたわけではありません。

しかし、最近、夢見が悪いんです。

台風の前後に地震が来ることが多い感じがしており、台風による急激な気圧変化が地中に及ぼす影響があるのではと考えているので、漠然とした不安から来るものなのでしょうか?

さて、突然ですが、ここで私の予告・予想をさせていただきます。

それは、今日、明日と日本酒が馬鹿に旨くなるだろう・・・(少し弱気)という予想です。

日本酒が馬鹿に旨く感じる特異日が来る!

つまり、気圧が急激に変化すると味覚変化がおき、普段、旨くない酒でも旨く感じる日になるということです。

皆さん、今日、明日に普段好みでない日本酒を用意して下さい。

普段、六根浄が嫌いな人は六根浄を購入する(苦笑)と、おそらく、滅茶苦茶美味しく感じることと思います。台風が来る前の購入をお薦めします。

台風が来るのにそれどころじゃない!とお思いの方、その通りです。

絶対安全な所にいる人だけ試してください。

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2009年10月 4日 (日)

中秋の 名月愛でて サウダージ

Photo中秋の名月だった昨日。

月見酒ではなく、山寺へベト・カレッティのライブに行ってきました。

最近、ブラジル音楽に触れるようになって思うのは、ブラジル音楽は心に染みる音楽だな~と。

感情の起伏がはっきりとしていながら、さらっとしてどこか軽みがある。

「サウダージ」という独特の感情を、音楽を通じて追体験できるということは何か似たような体験をしているということになります。

日本人が四季の移ろいに感じる儚さ、無常観がサウダージに共通する感覚なのかもしれません。

昨日のベト・カレッティのライブも山ブラ会長の言葉を借りれば「切ない」感情が表れており、「刹那」の心の感情をうまく表現した「刹那い」という字を当てたくなるような音楽でした。酒ではなく音楽に酔う夜もいいですね。

ヘナパトの時にも感じましたが、ブラジルという国は大変高度な精神的文化を持っていると思います。

ですので、日本酒という精神的豊かさと結びついた飲み物は、ブラジルで高評価を得られるような感じがします。

211031 昨日は、オリンピックの開催地がリオデジャネイロに決まったニュースが入ったり、中南米から集まった小学校の先生達が来店したりと、南米モードな一日でした。

引率していた方に聞いたら、中南米の人達は味にうるさいということでしたが、「純米酒 六根浄」は気に入ったようでした。

南米進出を真剣に考えるか・・・。

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2009年10月 2日 (金)

つれづれなるままに

つれづれなるままにブログを書いていると、色々なことが頭に浮かんでは消え、あれを書こうか、やっぱり止めよう、とか、自分の心の動きとの会話が繰り広げられます。

誰から見られるかわからないという緊張感がない単なる日記調のブログは、私の目指すところではなく、日記なら人様に見せるべきものではない、と思っています。

ですので、お酒を中心としたこれはためになるというような情報を発信していきたいと考え、ブログを書いています。

まあ、狙いがうまくいっているかどうかは定かではないですけれど。

ところで、大きな地震がサモアやインドネシアで発生しましたね。

私のところにはある情報筋(当然、名前は教えられません)から近々、大地震が来るとの情報が寄せられていました。

ちょっと遠いところだな、とは感じましたが、日本でも何らかの予兆を察知したのでしょう。

地震予知の研究は結構進んできているのかもしれません。

昔から自然界には地震を知らせる予兆があり、大地震の前には天候だけでなく動物や植物の動きにも異常が見られたことは良く知られています。

とすると、私達人間にも地震を察知する能力が備わっているはずです。

私はふと、はっちゃけました(70年代後半から80年代前半に用いた”ひらめいた”と同義語)。

「もしかすると、大地震の前のお酒の味は、普段とは違う味に感じるのではないか?」

う~む、地震予知のためにも今日もガッツリお酒を飲むぞ。

あやしうこそ物狂ほしけれ。

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2009年10月 1日 (木)

リアスの山の幸

三陸海岸はリアス式海岸と呼ばれ、海と山が接近した地形となっています。

一般的には海の幸ばかり注目されがちですが、山の幸も豊富なのです。

この時期は、松茸。

今や気仙沼を代表する知識人、畠山重篤氏の著作「リアスの海辺から~森は海の恋人~」(文春文庫)の中、「リアスの山の幸」の段で松茸の話が出てきます。

この話が繰り広げられる地域は、私の父が松茸を取っていた場所と同じ地域。

私の父は地元ではちょっと知られた松茸取り名人でした。

父と何度か松茸取りに行きました。

日中、地中に頭を出している松茸はほとんどありませんでした。なぜかと言えば、早朝、暗いうちから目をギラつかせた人たちが取ってしまうからです。まさに、現金が落ちている宝の山みたいな状態ですからね。

ですので、狙いに行くのは以前取れた場所の地中に頭を出していない松茸となります。

地中の松茸をどうやって見つけるのか?まあ、それは一子相伝ということで・・・(苦笑)。

見つけた松茸は、シロを壊さないよう、軸を折らないようにして底から掘り出します。松茸を取ったら、取った跡を見つからないよう、松葉をかぶせます。

数少ない経験でわかったことは、日当たりのよい場所にまとまってある、ということです。

形のいいものは出荷しましたので、家では取れたばかりの香りの鮮烈な松茸を松茸ご飯にして食べていました。

というわけで、松茸を見ると秋がきたな、と思うくらいで、別段、ありがたいとも思わない環境で育ちました。

新鮮なサンマに戻りガツオと松茸。

今考えると贅沢な環境で食育されたんですね。

プンプン系と合わない食材ばかり。

育った環境に感謝、感謝です。

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