Kilroy was here
蔵元に入ってくる醸造アルコールこと原料アルコールは、非常に純度が高く、無色透明の液体です。
アルコール度数は95.6%。これをためしに舐めてみると、一瞬甘く、それからパーンと舌の上で昇華します。
純米酒以外の日本酒はこの醸造アルコールが添加されているわけです。ちなみに、本醸造で一升瓶の中身の4分の1にあたる25%が醸造アルコール由来の成分となります。
この原料が何であるか?
そのほとんどがブラジルの車を走らせる燃料ガソールに使用されるのと同じ、廃糖蜜(モラセス)原料のアルコールとなります。
日本酒の中にブラジル産原料のアルコール。私がアル添に違和感を感じる点の一つです。
もし、私がブラジルに本醸造を持って行くとします。
ここからは私の妄想タイムです。
201×年ブラジル某所において。
「これは本醸造と言いまして、アルコールを少し添加した日本で一般的に飲まれている日本酒です。実は、このお酒にはブラジル産の原料が入っているんですよ。」(私)
「ブラジル産の米を使っているんですか、うれしいですね。」(伯)
「いや、アルコールの原料がブラジル産なんです。」(私)
「もしかして、カシャッサですか?」(伯)
「惜しい!廃糖蜜(モラセス)を蒸留したアルコールになります。」(私)
「それって車の燃料では・・・。」(伯)
「米アルコールはクセがあってダメなんだそうです。やっぱり、ブラジル産のアルコールが好まれているんですよ。どうですか?試しに一杯。」(私)
「ドモアリガト ミスター・ロボット。」(伯)
廃糖蜜(モラセス)原料のアルコールが飲用としてブラジルで通用するか否か、本当のところをブラジルの人に聞いてみたいと思います。
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