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2009年11月 5日 (木)

Kilroy was here

蔵元に入ってくる醸造アルコールこと原料アルコールは、非常に純度が高く、無色透明の液体です。

アルコール度数は95.6%。これをためしに舐めてみると、一瞬甘く、それからパーンと舌の上で昇華します。

純米酒以外の日本酒はこの醸造アルコールが添加されているわけです。ちなみに、本醸造で一升瓶の中身の4分の1にあたる25%が醸造アルコール由来の成分となります。

この原料が何であるか?

そのほとんどがブラジルの車を走らせる燃料ガソールに使用されるのと同じ、廃糖蜜(モラセス)原料のアルコールとなります。

日本酒の中にブラジル産原料のアルコール。私がアル添に違和感を感じる点の一つです。

もし、私がブラジルに本醸造を持って行くとします。

ここからは私の妄想タイムです。

201×年ブラジル某所において。

「これは本醸造と言いまして、アルコールを少し添加した日本で一般的に飲まれている日本酒です。実は、このお酒にはブラジル産の原料が入っているんですよ。」(私)

「ブラジル産の米を使っているんですか、うれしいですね。」(伯)

「いや、アルコールの原料がブラジル産なんです。」(私)

「もしかして、カシャッサですか?」(伯)

「惜しい!廃糖蜜(モラセス)を蒸留したアルコールになります。」(私)

「それって車の燃料では・・・。」(伯)

「米アルコールはクセがあってダメなんだそうです。やっぱり、ブラジル産のアルコールが好まれているんですよ。どうですか?試しに一杯。」(私)

「ドモアリガト ミスター・ロボット。」(伯)

廃糖蜜(モラセス)原料のアルコールが飲用としてブラジルで通用するか否か、本当のところをブラジルの人に聞いてみたいと思います。

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