旅行・地域

2010年6月30日 (水)

あじさい

山形市にある、あじさい寺として知られる、山形市村木沢の出塩文殊堂。226292

昨日、何を思い立ってか、行って見ました。本当は、人の集まるところが苦手なんですよね。

地元小学生が写生を行っており、そのための取材で地元テレビ局も訪れていました。

花(正確には萼)が出揃うまで少し時間がかかるようです。見頃は7月中旬とのこと。226291 

苔むした石畳が湿気で濡れ、滑りますので、スニーカーなどの滑り止めのある靴で行かれることをお薦めします。

駐車場は上まで行けますので、最初の駐車場表示に構うことなく、車で行けるところまで行って下さい。

今更ながらですが、やっぱり梅雨空にあじさいは合うんだな、と感じました。

あじさいと言えば、これ。当店自慢の味差異が出る阿字サインのしてある「阿字満天目」1個2,000円也。好評発売中です。本当に味が変わりますと評判の逸品です。2009

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2010年5月29日 (土)

絶望と希望と不安

二回目の広島。原爆ドームへの再訪。

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私がまだ幼かった頃、母に連れらて実写版映画「はだしのゲン」を見に行ったことを思い出しました。

三国連太郎が主人公ゲンの父親役で、原爆投下後、倒壊した家の下敷きになって死んでいくシーンが脳裏に焼きついています。

映画を見ている最中に母が泣いていたので、その時は、原爆で人が大勢亡くなったことが悲しくて泣いているんだな、戦争はなんて残酷なんだ、と子供心に思ったものです。

親の立場になった今になって考えると、原爆の後に残された子供達と自分の子供をダブらせたことで憐憫の情がはたらき、思わず涙が出たのではないか、と思います。

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原爆ドームと空の青さとのコントラストが印象的で、悲しみをすべて昇華して神聖な場所となっている感じがしました。

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原爆投下目標となった相生橋から見た原爆ドーム。65年前、約600メートル頭上で原子爆弾が炸裂し、ここから見た光景が地獄と化したわけです。

圧倒的な暴力により一瞬にして過去を消し去り、絶望が街を覆いつくしました。しかし、戦後、見事な復興を遂げ、原爆ドームの背景にあるビルが現在の広島の繁栄を物語っています。

希望を失わなず困難を乗り越え、力強く生きてきた広島の方々に頭が下がります。

橋からの帰り際、もう一度原爆ドームのそばに来たら、雲行きが怪しくなり、曇天の下では先ほどよりも廃墟となったリアルな姿が生々しく迫ってきました。

今に生きる私達が努力を怠れば近未来に同じような光景を目にするようになる、そう語りかけているようでした。

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やはり、今回も存在自体がもの凄いメッセージでした。

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2010年5月14日 (金)

岩部山三十三観音

先日、いつも気になっていた南陽市の岩部山三十三観音へ。

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国道13号線からも奇岩が見えていましたので、どんなものがあるのか気にはなっていました。

桜もまだ残っていましたので、ふらっと立ち寄りました。

今回驚いたのはここ。

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石切場という、10メートルを超す岩の壁が現れ、そこに入っていくと・・・慈母観音。ここはいったいどこなのか?不思議な感覚になります。

巨大な岩の壁に囲まれるという体験自体ないですからね。地元でイベントも行われる場所のようです。

他にも山のあちこちに岩に彫ってある観音様があります。おっとこれはカピバラ観音、ではなく自然の造形。

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山道をずっと行くと、なかなか急でした。これから上は、鉄の鎖が用意されています。散歩気分も吹っ飛んでしまいました。

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山頂まで行ったら土砂降りで、来た道を引き返すことに。ここは散歩気分では厳しいですね。ある程度歩ける格好が必要ではないでしょうか。帰る途中、青い鳥を発見。何かいいことありそうな感じがしました。

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2009年11月27日 (金)

幻の「気仙沼おでん」

ご当地グルメというものがはやっているようです。

B級グルメというのでしょうか、味蕾に直接訴えかえるような味付けの濃い食べ物が多いように見えます。

「気仙沼ホルモン」もその一つ。

気仙沼では、皆が集まってバーベキューをする時は、味噌ニンニク味の豚のホルモン(腸、レバー、心臓が一緒に入っている)を焼き、キャベツの繊切りとウスターソースで食すというスタイルでした。

まさか、「気仙沼ホルモン」などという名前で発信されるものだとは思いませんでしたし、今でも他所にお出しできるような物ではないような気がします。私は、当たり前にそういうものだとして食べてきましたけどね。(この記事を書いた後で、来月に気仙沼で「気仙沼ホルモンまつり」が行われることを知りました・・・。皆さん、ホルモンを食べに気仙沼にGO!ですよ。本当に美味しいですから。私のお薦めは「ホルモン小浜」に「ホルモンお福」です。)

「気仙沼なんとか」と名づけるならば、食べ方というよりも地元で取れた食材を用いて、他に比べても恥ずかしくないような物にして欲しいと思っています。それもそこでしか食べられないような物。

たとえば、「福よし」さんの「気仙沼さんま」の塩焼き。そのサンマもはらわたの中がオレンジ色をした時が絶品中の絶品。おそらくサンマがサンマを超えた別物のように感じることだと思います。

しかし、このブログで毎回「福よし」さんでは芸がないですよね。

実は、皆さん、私の気仙沼でのイチオシは「気仙沼おでん」なんです。

新鮮な魚介類から取れる出汁による限りなく透明に近いおでん。

動物の肉はロールキャベツの中の鶏肉だけですので、上品な澄んで透き通ったその出汁の味といったら他にたとえようがありません。静かに深く、イメージするのは太平洋のキラキラ輝く明るくきれいな海そのもの。

おでんダネの練り物も自家製。山形にも一軒でもいいのでこういったおでん屋さんが欲しいといつも思っています。

「気仙沼おでん」でGoogle検索しても出てこない、おでんの名店。

昔からやっている店で雰囲気を壊されたくないので、今回は店の名前は公表しません。

インスタントラーメンを常に食べている人や味噌汁のダシがホンダシだけという人には合わないと思います。「純米酒 六根浄」を飲んで旨いと思える舌を持った方には自信をもってお薦めします。

気仙沼へ行った際には、探して見て下さい。

とりあえず、外観の写真だけ。Photo

名もない川に看板のないおでん屋さん。Photo_2

店の前。蛍光灯に店の名前が・・・この写真では見えません。

いや、画面の斜め横から見ると・・・う~む、やっぱり見えませんね。

Photo_3 これなんです。これを見るだけで涙が出そうになってきます。

涙で画像が滲んで見える・・・、いや、ただのピンボケですね。

自家製薩摩揚げによく染みた大根。

下にあるダシの色、澄んで限りなく透明に近い・・・。これが静かにグーッと深みを感じるダシ汁。

お店の女将さんに聞いたところ、少しだけ醤油を入れているとのことでした。塩味だけより丸みが出てカドが取れるのだそうです。

この店の味が合うか否か、まずはここをクリックですよ、奥さん。

奥さんは余計か・・・。

またまた、いやらしい記事を書いてしまった。

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2009年6月 6日 (土)

あがすけ酒屋 六根浄

正酒屋 六根浄 わがまま店主でした。

今年の春で、山形に来て13年目になりました。

正確に言えば、途中3年ほど山形にいなかった時期もありましたが。

来た当初は、山形弁にとまどった覚えがあります。

同じ東北でも違うんです。

標準語では表せない微妙なニュアンスが方言にあります。

例えば、「あがすけ」という言葉。理解するのに時間がかかりました。

これはネガティブな表現で、陰口をたたかれる時に用いられます。

山形弁「あのオヤズ、あがすけだずね。」

標準語「あの男の人、目立ちたがり屋だよね。」

こう言われるともう最悪です。

とにかく、格好をつけて目立ったりするのを嫌がる土地柄のようです。

「正酒屋 六根浄」は、「あがすけ酒屋」と言われてそうです・・・、いや、その前に地元の人は店の存在すら知らないっぽいですけれど。

今日はどうでもいい話題でした。

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2008年12月 1日 (月)

平泉寺(へいせんじ)の草木塔のこと

私がいつもお参りしている大日堂の階段下の池のほとりにひっそり建つ石碑。

Photo これが草木染で知られた大場キミさんが建てた草木塔です。

朝の草木塔は、太陽の光にボワーッと優しく包まれ、何とも言えず癒される空間です。

これは十月の初旬に撮った写真。

大場キミさんは、、「正酒屋 六根浄」よりもさらに奥の平清水に在住し、草木染の研究をし、著書まで出した方です。

非常に聡明な方だったらしく、地元の文化人達と交流があり、七右エ門窯とゆかりの深い寒河江善秋氏の遺稿集刊行会会員名簿にも名を連ねています。

実は、小説に出てくる人物のモデルとなっています。

小説の名は、「草の輝き」。

仙台在住の小説家、佐伯一麦(さえきかずみ)さんの作品。

小説の中では、主人公の草木染の師匠として出てきます。

そして、この草木塔を建てた時の様子も小説になっています。

小説の舞台・・・、う~む、ロマンチックが止まらない!201212

しかし、今日の草木塔。強風で、杉葉が落ち、せっかくの風情がだいなしです。

大日堂参道にある杉の木は正直、いらないと思っているんです。

杉から楓に変えたらどんなにか素晴らしい観光スポットになることやら。

201211 昨日の楓の写真はこの草木塔にある楓。201215

今日もきれいです。

色合いが仰々しくなく、控え目なのがいいですね。

今日は天気がいいので、ちょっとだけ店を閉めて平清水散策をしてきました。

かわいらしい焼き物で出来たお仏様を道端に見つけました。

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