日本酒

2010年4月 2日 (金)

日本酒レコンキスタ始動!!

お待たせいたしました!

本日、4月2日より2010年度の店舗での営業を開始いたしました。

今年で3年目、私も「わがまま店主」から「純米ばか店主」へと出世し、「日本酒レコンキスタ」という新造語のもと、日本酒復権へのさらなるアプローチをしていく所存です

すでにブログは、こちらの「純米ばか店主のブログ」へ移行しております。今のところ、使い慣れたココログのほうが記事を書きやすいですね。

こちらのブログは、私がはまりにはまっているブラジル音楽関係の宣伝に使っていこうかな、と思っています。

早速、4月17日に山寺でライブをする「ドーシス・カリオカス」のライブの宣伝から。

ブラジルは音楽大国で、ブラジル音楽に接することがなかった日本人でも自分に合った音楽をきっと見つけることができると思います。それほど音楽の幅が広いのです。

その中でも、この「ドーシス・カリオカス」のサウンドは、四字熟語の「春風駘蕩」そのまま。

心地よい春風が肌にやさしく触れてくるような感じがします。花をそして桜を愛でる心がある日本人に向いているサウンドとしか言いようがありません。

桜が嫌いな人でなければ好きになること間違いなしです。桜が嫌いな人にはあえて薦めません。

それも山寺の桜の咲く時期にライブが重なるというのですから、言葉にできない感動が待っていること間違いなし。

行かないと損をしますよ。申込みはお早めに。

ともあれ、お店のほうも今年もよろしくお願いいたします。

とにかく今週末は店に来ないと損をしますよ。

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2009年12月11日 (金)

ドライ クリアー リッチ

コメントの返信にも毎日必死なわがまま店主です。

そんな生活からもまもなくおさらば。

ブログの更新は、来春までほぼお預けとなります。

今春、「純米酒 六根浄」をお買い上げいただいたお客様の一言、

「これがブログを休んでまで造った酒ですね。」

いや、ブログがメインの仕事ではないんですけれども・・・。

どうも六根浄店主はブログ店主という見方をされているようです。

しばらく会っていない大学の同級生からも昨日電話があり、「ブログ見てるよ」と。

私小説のようなブログにはしたくないし、虚構の話をしてもしょうがないですしね。ためになることを少しでも書こうと心がけでいるつもりなんです。

喜んで見てくれる人もいると思うとブログの更新ができないのは少し心残りではあります。

酒造りに専念する時が近づいて来たんですね・・・。

さて、当店のHPで紹介している「楯野川 中取り純米 美山錦」の欄に書いているキャッチフレーズ。

「ドライ クリアー リッチ」

意味がわからない?そんなことはないでしょう。飲めばわかります。

「楯野川 中取り純米 美山錦」は20BYを境に、あんまりドライでなくなりましたけれどね。

しかし、これが「ドライ クリアー リッチー」となったら違う意味になります。キロキロ(清酒1klに対して活性炭1kgを使用すること)で活性炭を使って色と味を取ったかつての級別審査下の水のような辛口の酒の意味になります。

つまり、飲めない酒(無理して飲みたくない酒)の代名詞となります。

これは説明が必要ですね。

どういうことかと言えば、リッチは味わい豊かなことを表しますが、「リッチ」のあとに「ー」がつくと「リッチー」。

リッチーと言えば、「田んぼに行って捨ててこいや、イエー、田んぼ、田んぼ」。飲めない酒を田んぼに捨てる・・・。

う~む、まもなくブログの更新が止まると言うのに、今日もくだらない記事を書いてしまった・・・。

記事にあった「ドライ クリアー リッチ」の「楯野川 中取り純米 美山錦」。当店のラインナップで唯一欠品させたことがない定番中の定番酒です。ご注文はこちらから。(←ブログを読んでいる同級生はブログを読んだら、たまにはここをクリックしてくれ、頼む!!今なら商品代金1万円以上で国内は送料が無料。)

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2009年12月10日 (木)

オチとかサビとか・・・

最近は車の中でもブラジル音楽を聴いています。

先日、マリア・ヒタの「O Homem Falou」が流れている時に、私の小学3年になる息子が聞いてきました。

「この曲のサビはどこ?」

「ここだよ、オーエ・オーエ・アアーのとこだよ。」

この答えが合っているかどうかは良くわかりませんが、歌で一番盛り上がる「サビ」の部分を聞いて来たのには驚きました。

なぜ「サビ」という言葉を知っているんだろう?と。

私は、音楽は良く聴くのですが、コード進行もわからずただ聴いているだけですので、音楽の理論に関して詳しいことは良くわかりません。

ただ、サビの部分というのは曲を代表する部分であっても、そこだけ切り取って繰り返されたら、曲の良さがわからなくなるのではないか、むしろ醜悪なものとなるのではないかと思っています。

日本酒にとってのプンプン系も同じことです。

たとえば、私が「ジェシーズ・ガ~ル♪」と耳障りが一見良いサビだけをつなげて歌いつづけたらどうなるでしょう?別に「ラブ・サムバディ~♪」でもかまわないのですが。

間違いなく、飽きますし、いい加減にしろ!と言いたくもなると思います。

カプロン酸エチルという化学物質だけに着目し、この数値が異常に高い酒を造るのは、サビ・サビ・サビそしてサビの歌を作るのと同じです。

とにかく、バイオ酵母により産出された一つの化学物質が突出した酒が評価されやすいのは、日本酒の「文化としての酒」の突き詰めがされていないことと無縁ではないと思います。本当に旨ければそれでいいのでしょうか、何でもありなんでしょうか。

日本酒だけを見ていると変だと思わないのですが、他のことと比べるとおかしいことが浮き出てくるものです。

良い酒は良い音楽と同じ。

旨い酒を理解する人は普段から良い音楽を聴いている人だと最近思います。

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2009年12月 7日 (月)

日本酒ワークショップの場所は「梅蕎麦」さんで開催します

「日本酒ワークショップ」

先週の末に思いつきで開催を決定したイベント。

日本酒版「虎の穴」を目指している「正酒屋 六根浄」では、当店のラインナップを買ってもらうと自然に日本酒の値頃感が身につくようになっておりますが、店では説明しきれない点もあります。

「山田錦」を用いた酒による、きょうかい6・7・9号による酵母違いによる香味の違い、醸造年度違いによる熟成の度合い、精米歩合の違いによる香味の違い、タンク火入れと瓶火入れの味の差、活性炭使用・不使用の違い、プンプン系とはどういった酒を指すのか?、など実際に味わっていただき、醸造と出荷管理による味の違いを説明したいと思います。

日本酒の理解度が高まること間違いなしです。

好き勝手な印象批判をするおかしなブログが横行し、まともな情報が届きづらいのが日本酒の現状。

この会に参加した皆さんと意見交換をしながらお酒について語り合いたいと思います。

ところで、場所がわからないと不便という声がありました。

開催場所を発表します。

「梅蕎麦」さんで開催します。

細打ちで繊細な蕎麦は熱烈なファンをがっちりと掴んで離さない、山形を代表する「梅蕎麦」さんでの開催。

これは来るしかないでしょう。

感動が師走の夜に訪れること間違いなし。

仙台の方からも申込みがありました。ありがとうございました。

まだ空きがあります。

申込みはこちらから、もしくは023(666)8977まで。

ところで、昨日、山形の魅力の発信と中心市街地活性化のためのアンテナショップ「山形まるごと館 紅の蔵」が開館しました。

夜に行ったら、雰囲気がとてもいいですね。

その中にあるイタリアンを中心とした欧風料理Cafe&Dining「990」さんに「純米酒 六根浄」を置いていただくことになりました。

イタリアンと「純米酒 六根浄」。結構、合うと思いますよ。

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2009年12月 4日 (金)

日本酒ワークショップを開催いたします

当店主催のイベントのお知らせです。

当店に置いてある山田錦で造られた純米吟醸・純米酒のお酒の飲み比べをする、といった企画です。

全10種類、酵母の違い、蔵の違い、精米歩合の違いを感じながら、山田錦の特徴をつかんでいただきたいと思っています。

「清酒専門評価者」の本気印。今年最後にして最高のイベントにします。

わがまま店主がブログでは書けない本音を語ります。

イベント内容「山田錦10種類飲み比べ、締めに山形の新そばを食う会」

 サブタイトル「おーい山田君!優等生ぶるな、本性だせよ」

  日時:12月13日(日)18:00~20:00

  場所:山形市内某そば屋さん(申し込んだ方にお知らせします)

  会費:3,000円(食事込み)

  定員:10名(定員になり次第締め切りさせていただきます)

申込みはコチラから。

これであなたも日本酒通、山田錦通だ!

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2009年11月19日 (木)

ハンパしちゃってごめん

サンバタウンぜじさんのブログでも書いてありましたが、私は12月16日から本格的に蔵に入ります。

ですので、純米酒普及活動およびプンプン系陳腐化計画は、一旦、小休止となります。

しかし、「正酒屋 六根浄」ファンの皆様、ご安心下さい。

12月は店舗での営業をしておりますし、ネットでの注文も常時対応しております。

もちろん、買いだめしておくのもいいですけれどね。

ところで、「ハンパしちゃってごめん」と言って思い出すのが、高部知子さん。高部知子さんと言えば「積木くずし」。「積木くずし」の原作者は、俳優の穂積隆信氏。穂積隆信氏と言えば、兄であったのが酒類評論家の故・穂積忠彦氏でした(記事のタイトルから穂積忠彦氏までを即座に連想できる人は酒オタクです)。

穂積忠彦氏は酒に関する著書多数で、「美味しんぼ」でも酒の先生として登場する人物です。

穂積氏は、今からおよそ30年前に「呑んべえが語る酒学入門 本物の酒を求めて」(健友館)という、文化としての酒の視点から酒の歴史や当時の酒の問題点をえぐり出した快著を送り出しました。

東京大学農学部出身で鑑定官を経験している方が書いたので、発酵に関する知識はもちろん酒税のあり方に関しても大変ためになる本です。私が買ったのは1996年頃で、酒造りの道を目指し、酒の本を買いあさっていた頃に出会った本でした。

本が発行された当時(昭和55年)、世の中の流れとして本物志向への高まりとともに梁取三義氏や雑賀進氏らの著書による三増酒糾弾の流れがあったものの、清酒に添加する原料アルコールが何の原料から出来ているか、まで詳しく記述している本はなかったと思います。

ブラジルのガソール(ガソホール)に使用するモラセスアルコールが日本酒にぶち込まれているという、しっかりとした知識をもった技術者側からの告発。

ある飲み屋さんで聞いた話として、鑑定官上がりでアルコール供給会社の顧問になった人が「あれは飲まないほうがいい」とその飲み屋さんに来て言っていたそうです。どういう意味かは知りませんが。

しかし、あまりこの本による一般の人へのアピール、浸透度は低かったようです。やはり、文化云々よりも、旨ければ何でもいい、法律で定められている範囲なら問題ないでしょう、アル添も旨くなるんだったらいいんじゃないの?という人が多数だったからでしょう。

それでも私の経験上、頭で考えるより身体は正直なものだと感じます。私の場合、アル添酒を飲んだ次の日は頭痛がします。プンプン系も次の日のダメージが大きいのです。ですので、人にアル添酒やプンプン系を薦められません。

口に入るものへの無意識的な遡及による拒否反応がそうさせているのかもしれないですけれど・・・。

「本当の日本酒であるならば、酒の中に日本の産品以外のものが原料としてつかわれていないかどうか真剣に考えてみる必要があるはずである。」(上掲著p.60)

あれから30年、日本酒業界はすっかり変わって・・・ないです。

日本酒の現状が「ハンパしちゃってごめん」ですね。

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2009年11月14日 (土)

コップの中の嵐

私が9月に「清酒専門評価者」の認定を受けた際に、担当指導官からいただいたメールには、きき酒をする際の口に含む量について、「ちょうどよい1回の量は5.1mlから6.2ml。4.0ml以下だと少ないし7mlだと多い。1mlでは、もちろん出来ませんでした。」という内容が書いてありました。

きき酒は我流で行うのではなく、しっかりとした指導のもと行なうようにしなければ、正しい評価をするのは難しいとお考え下さい。

ところで、東北地方の蔵元で「清酒専門評価者」がいるのは、秋田県の新政酒造株式会社と山形県の「東光」で知られる株式会社小嶋総本店。

一昨日、発表になった東北清酒鑑評会で両蔵とも見事優等賞をもらっていますね。

「新政」さんは吟醸酒の部で優等賞をもらった酒もアル添をしないお酒なんだそうです。

私が言うのも何ですが、「清酒専門評価者」の存在は蔵元にとっても消費者にとっても心強い存在だと思います。

今回の東北清酒鑑評会の審査を担当した品質評価員が仙台国税局のHPに載っております。

各県の酒の先生、杜氏、蔵元のご子息、鑑定官で構成されています。

今後の鑑評会の品質評価員は、反復可能な官能評価ができる「清酒専門評価者」を優先していただくとありがたいです。

私は、5段階評価(1が評価が高く、5が評価が低い)のうち、ほとんどの酒に4か5をつけそうなので、審査員には不向きでしょうけどね。2111131

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2009年11月13日 (金)

酒こそ男の命

天皇陛下ご即位20年心よりお祝い申し上げます。

今年も豊葦原中国で取れた瑞穂のみを用いて大切に酒を醸させていただきます。技術の研鑽に努め、しかし技術に驕ることなく、豊穣なる瑞穂の国であることを感じさせる味を引き出せるよう精進して参りたいと思います。

さて、古来からの伝統産業である酒造業では、どの酒蔵にも神棚があり、神様をおまつりしております。

通常は、酒の神様の松尾様をおまつりしていることが多いようです。

かつては、神秘的で神の所業と考えられた発酵も科学的解明が進み、何でもバイオテクノロジーでコントロールしようとするのは、バベルの塔を建て神に近づこうとした所業のように見えなくもないです。

ところで、本日の山形新聞を読まれた方。気づかれましたでしょうか?

2111121 おっと、これは昨日の記事でしたね。神出鬼没のわがまま店主。

これではなく、東北清酒鑑評会の受賞の記事です。

吟醸酒部門と純米酒部門の優秀賞受賞数を合わせて計算することはナンセンスなんです。

しかし、吟醸酒部門での受賞率が秋田県の0.436に比べ、山形県が0.300。これは気になる数値です。

私は山形県の蔵元を責めるつもりなどありません。

鑑評会での審査方法の限界を指摘したいのです。

山形県の酒の神様、小関先生のコメントに注目してください。

「県内の各蔵元は狙い通りの酒を仕上げたが、審査では甘口が高評価される傾向になり、切れ味の良さが光る本県の酒は受賞数が伸びなかった面もある」

狙い通りの仕上げで切れ味の良さが光る酒が評価されない世界。

もうプンプン競争は止めましょう。本当に。もう限界に来ていますよ。

いったい誰が審査員をしているのかわかりませんが、そろそろ炎のプンプンストッパー「清酒専門評価者」No.22の私の出番なのではないか、とも考えています。

どなたか私を審査員に推薦してください。変えて見せますよ、まじめに。

甘口が評価されるのはスイーツだけで充分です。

昭和51年8月に発行された雑誌「面白半分」の中で、サントリー佐治敬三氏と開高健氏が当時の日本酒を罵倒している対談の中、

開高「(前略)甘さというのは安易な味で、幼稚の代名詞だということがわかってらっしゃらないみたい。」

佐治「嘆かわしいかぎりやねえ。」

というやりとりがあります。

この二人から言われたくないのですが、今日だけは釣られてやるか・・・。

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2009年11月 7日 (土)

「山形正宗 純米吟醸 雄町」は全盛期の井上康生の内股だ!!

まずはこの動画を見て下さい。

特に、1:18からの内股・・・素晴らしいですね。

相手選手は内股を警戒し技がかけられるのをわかっていても、いとも簡単に投げられてしまっています。

普通、柔道の稽古を積むと受けが強くなり、そうそう相手の投げをくらわなくなるんです。

しかも100kg級であの技のキレ。

今から見ると圧倒的な強さでしたね。

技が来るのをわかっていても、内股の技をかけられ、あっと思ったら体は宙に舞い、畳の上に叩きつけられる。

「山形正宗 純米吟醸 雄町」を飲んだ時に私の脳裏にパッと映った印象と同じだったんです。

わかっていても予想を超える旨さ。旨すぎる。

戦前の酒米の王様「雄町」。

今でも王様はお前だよ。

Photo

ご注文雄町しております

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2009年11月 6日 (金)

ヤンキース・松井秀喜選手は山形の酒が好きらしい

昨日のワールドシリーズのヤンキース・松井秀喜選手のMVPのニュースを見て、本当に感激してしまいました。

涙が安っぽくなってしまった現在において、あれだけの栄光を掴みながらも涙がない、そのいさぎよい姿に涙しました。まさに日本人の鏡です。

ところで、ヤンキース・松井秀喜選手は山形の酒が好きらしい、という話が山形の酒業界の中で言われております。

もちろん山形の酒と言っても色々あります。

もったいぶらずに紹介しましょう。

「九郎左衛門」を造っている新藤酒造店の酒が好きらしいんです。

蔵元の新藤さんがニューヨークへ行ったときにお酒を渡した、と、以前直接お話したのを聞きましたので、ほぼ間違いないでしょう。

苦労したから「九郎左衛門」なんて語呂合わせで選んだのではないようです。巨人時代から好きだったみたいです。

ちなみに、当店では新藤酒造店のお酒は・・・、置いておりません。

他のお取扱店へどうぞ。

とにかく、松井秀喜選手の活躍の裏に日本酒の存在があったとしたらうれしいことですよね。

元気の源は日本酒にあり!

蛇足ですが、日本酒を多く飲む県では出生率が高いという統計があるようです・・・。

最近はまりまくっているブラジル音楽。ブラジルで人気があるマリア・ヒタの「O Homem Falou(彼は言った)」のドラマチックな曲調が松井選手の野球人生にダブって見えます。

おっ、ブラジル音楽っていいな、と思った方。

ブラジル音楽のことならカフェ・ブリュ、もとい、サンバタウンさんですよ。

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